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外断熱と通気層
INAXの断熱材一体型下地材「HYBRIX」に関する質問を出しましたが、なかなかコメントいただけないようなので、もっと単純化して質問したいと思います。 内断熱(充填断熱)の場合、外壁通気層は、部材の透湿抵抗を外側通気層に対して徐々に小さな値に設定することで、内壁に浸入した湿気を通気層に排出でき、極めて有用だと理解しています。一方、外断熱(外張り断熱)の場合、ボード系断熱材の透湿抵抗が高く、壁内の湿気は外側通気層に排出されません。それにもかかわらず通気層を設けているということは、外壁への日射による温度上昇を通気層で緩和し、断熱材・駆体側への影響を軽減する、雨水の駆体への浸入を通気層で食い止めるの2つの役割と理解します。 とすれば、外壁と断熱材を緊密に密着させ、十分な雨水浸透対策と断熱対策を施せば、通気層はなくても良い、と理解して良いのでしょうか? その場合、壁内に入った湿気は室内側に戻す工夫が必要だと思いますが、どのような部材構成とすれば可能になるのでしょうか?何故、このようなことを聞くかというと、外断熱の弱点である反響音を壁内にグラスウールを充填して緩和しようと思っているからです。グラスウールは袋入りにする予定で、構造用面材より透湿抵抗が高いため、浸入した湿気はPB経由室内へ排出されず壁内にとどまってしまうことを心配しています。 まずは壁内に湿気が入らないようにする工夫が第一だと思いますが、万が一、外断熱で施工し壁内に湿気が入った場合、それを排出するのにどのような方法があるのでしょうか、という質問です。 それとも、外断熱の場合、室内と壁内の温度環境が同じであるため、壁内結露は考える必要はないと理解して良いのでしょうか? 宜しくお願いします。
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noname#78261
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noname#51930
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noname#44914
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お礼
>外+充填の場合の断熱材は外断熱部分と充填断熱部分の間に空気層を設けることは結露を呼ぶのでふさわしくないのです。 これは、納得できます。計画中の我が家の場合、軸組工法で壁の強度は筋交いで確保する設計にこだわる設計士で、壁そのもので強度を確保する設計に否定的です。そのため、壁内に充填するGWは構造用面材に密着させることが出来ず、必ず面材との間に空気層が残ってしまいます。つまり、面材の外のボード断熱材との間に空気層ができることになります。しかし、その空気層は外気の高湿度環境に直接さらされているわけではなく、わずかずつ湿気が浸透してくるとしても、仮に内壁に気流がなくても室内環境にほぼ維持され続けることができれば良いような気がしています。そのためには、PBの室内側をビニールクロスではなく、漆喰のように呼吸する材料で施工すれば、ほぼ無視しうるということが言えれば安心できるのですが・・・。 壁内だけが温度が下がり、GW内の湿気が結露するということを想定する必要があるかどうかが分かりません。数日間旅行するために全館空調をいったん止めてしうような場合には、可能性があるでしょうかね?春や秋の季候の良いときに、窓を閉め切って全館空調を働かせ続けるということも避けたいし・・・。セルロースファイバーやアイシネンなどの吹きつけ断熱材+通気層の方が断熱と吸音を両立させる最も良い方法なのでしょうね。