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並列計算が有効な問題
並列計算が有利な問題の事例について調べています。 総当りで確率を求めるような場合に有効である、というただ漠然としたイメージしかありません。 何か、分かりやすい事例があれば教えていただきたいです。 どうぞよろしくお願いします。
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- gungnir7
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回答No.2
代表的なところでは行列演算でしょう。 大学数学とかで行の入れ替えとか習ったのならイメージがわくかと思います。 高校数学のような2X2の行列は計算式で求まりますけど、それ以上の行列は単純ではないのです。 現在の大規模な解析はほとんど行列を組んでコンピュータで処理させます。 このとき並列計算ができればかなり有利になります。 例えば画像解析では800ドット X 600ドットの画像があったとします。 これにエフェクトをかけると 800 X 600 の点を行列演算します。 ただ、この程度の計算は今時のパソコンなら1秒で返してきます。 3次元の精巧なCGを作成するには途方もないレンダリング時間がかかります。 ファイナルファンタジーの作成時には汎用機を何台も並べてフル稼働させたそうです。 日本に最近できた地球シミュレータは大型コンピュータを何台も並べ、 それまでは局所的にしかできなかった地球科学の計算が包括的に行えるようになりました。 この分野の専門家の話ですと、これは非常に画期的なことのようです。
- Vwiyoonn
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回答No.1
有名なところでは『巡回セールスマン問題』があります。「N件の家を総て訪問する際の最短経路を求めよ」という問題ですが、この問題に対する一般解はまだ発見されておらず、原状では総ての経路を計算し、比較するという力づくのやり方でしか正解に至ることができないため、並列計算のほうが有利となります。