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オカラはバイオ燃料にならないのですか?

 先日、オカラの大量不法投棄で逮捕された業者がいました。オカラは産業廃棄物だそうなのですが(1999年最判)、すごく勿体無く感じました。  ところで、このオカラからバイオ燃料を生産できないのでしょうか?可能なら、産業廃棄物から一挙に宝の山になる気がするのですが。

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  • nobugs
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回答No.6

東京都のスーパーエコタウンで、食品廃棄物を発酵させて、メタンを作り発電に利用しています。 一部では、燃料電池での発電をしていますが、故障が多いそうです。 オカラも処理が可能です。 実験レベルで、処理能力が少ないのですが、今後、増える可能性がありますね。

参考URL:
http://www.bio-energy.co.jp/electricity/index.php
noname#45430
質問者

お礼

 情報ページまで添付して頂きありがとうございます。生ゴミOKなんですね。採算ベースに乗り、もっと使われるようになることを期待したいです。税金もこういう開発に優先的に使われるのなら文句減るのに。

その他の回答 (5)

  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.5

効率よく大量生産という意味では、多くの材料でまだまだ試験段階、採算が合うレベルまでいいているのはブラジルのサトウキビだけです。他のバイオエタノールは優遇策で強引に市場に乗せている段階です。近代農業で、バイオエタノール一リットルを得るのに、原油1リットル分のエネルギーを使わずに作るのは至難の技です。アメリカは補助金で、他の国はガソリン税の免除などがあるから成り立つ話です。個人的には、

noname#45430
質問者

お礼

 なるほど、バイオ燃料は「勿体ない」発想とはちょっと違う目的で動いているのですね。  何にしろ、オカラの処理は廃棄が一番、というのはいただけないです。

  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.4

 オカラ(脱脂大豆粉)の主成分はたんぱく質であり、糖質はそれほど多くありません。バイオエタノールは、ようは酒造りのようなものなので、糖の少ないオカラはあまりむいていません。しかも、バイオエタノールの本場である欧米では、脱脂大豆分は飼料用に転用されるので、そういった研究も盛んではないでしょう。  日本の場合、飼料用にまわさず捨てられる生ごみや、肥料の原料にされるだけの生ごみがいささか多すぎるように思えます。これまではたかく高品質な国産牛(豚)をつくり、しかもトレイサビリティーを確保するといった点からはむずかしかったのかもしれませんが、近年は温風乾燥させて成分分析までかけたリサイクル飼料の生産も軌道に乗っているので、そういった面での有効利用が図られるべきだと思います。

noname#45430
質問者

お礼

 なるほど、まず飼料としてもっと活用されるべきなのですね。今、養鶏農家や乳牛農家などが「飼料が高騰して、どうしようもない」と嘆いている傍らで、オカラの処分に困って不法投棄というんですから、これは国の責任問題なのかもしれませんね。  ところで、バイオメタノールだと、材料の許容度が「全てのバイオマス」と言う話を聞いたのですが、まだまだ試験段階なのですか。  いずれにしろ、旨くて栄養価の高いオカラがポイポイ捨てられるのは悲しいです。

回答No.3

近年話題になっているバイオ燃料(バイオマス燃料=生物資源由来のエネルギー源)というのは、植物を原料として製造されるエタノールのことです。その生産行程では、糖を酵母で処理してアルコール発酵させることによりエタノールが生成します。 理論的に言えば、炭水化物を含む生物由来の物すべてがバイオ燃料の原料になり得ますが、生産効率の点から、もともと糖を多く含む素材か、化学的に糖化する方法の確立されているデンプンを多く含む素材がバイオ燃料の原料として適しています。実例を挙げると、アメリカでトウモロコシ、ブラジルでサトウキビ、ヨーロッパで甜菜(てんさい=別名:砂糖大根)が主に利用されています。 サトウキビの場合、砂糖の製造工場で副産物として出る廃糖蜜がバイオ原料として十分に利用できます。しかも、1トンのサトウキビから出る絞りカス(植物繊維が主成分)を燃やして出るエネルギーは、1トンのサトウキビから取れる砂糖の精製とバイオエタノール製造に必要なエネルギーを上回るので、この絞りカスを燃料に用いて同じ場所で砂糖とエタノールの両方をエネルギー効率良く生産できます。 アメリカのトウモロコシはちょっと特殊な事情で、アメリカ政府がバイオ燃料生産のためのトウモロコシ栽培に対して助成金を出すという制度を作ったために、農家が他の作物よりもトウモロコシを作った方がもうかるという構図が出来てしまっています。 いずれにしても、オカラがこれらの作物に匹敵するバイオ燃料の原料として定着するのは難しいですね。オカラは1ヶ所で大量に発生するわけではないので、集めたり保管したりするためのコストが掛かりそうですし。

noname#45430
質問者

お礼

 私の素朴な質問に対して、バイオエタノールの現在の問題まで拡大して説明して頂いて、有り難うございました。勉強になりました。  サトウキビの話は効率が良いなと納得したのですが、トウモロコシの話は「却って不味いんじゃないの?」と危機感を持ってしまいました。バイオ燃料もいいことばかりじゃないんですね。むしろ勿体ない気がしてきました。

回答No.2

私はその方面の専門家ではありませんので確かなことは申せませんが、バイオ燃料というのは、植物繊維から作られるメタノールあるいはエタノールをいうとのことなので、荒っぽく言えば、炭化水素であれば大概のものから作ることが可能であるが、現実的には、効率よく経済的に大量生産が出来る技術が有るか無いか次第と期待的に思っています。 質問から外れますが、オカラは栄養的にも優れた食品で私は子供の頃はよく食べておりました。家内の話では普通のスーパなどでは入手が困難とのことですが、もっと手軽に皆が食すれば、廃棄物にならずに済むのにと思います。

noname#45430
質問者

お礼

 仰るとおりです。  なるほど、食するにしろ、再利用するにしろ流通システムがネックになるのですか。  「資源がない、穀物が高騰した、捨てるところがない」と大騒ぎする国なので、なんとかならないかと思うのですが。ところで、私もオカラは大好きです。安くて、旨くて、身体に良いのならもっと食べなきゃ、ですね。

  • pon-san
  • ベストアンサー率45% (169/371)
回答No.1

こんにちは。 おからは大豆から油を搾り取って出来た残り物です。 なので油を絞りきってしまったものから油を取るのは困難でしょう。 確かにおからから油が取れれば宝の山なのでしょうが、今のところ家畜用のえさに使用されているのが主な使い道のようです。

noname#45430
質問者

お礼

 なるほどバイオディーゼル用途としては無理なのですね。なんとか発酵などの処理で、エタノールやメタノールにならないのでしょうか。  大体、オカラを人間の食い物扱いしなくなったのは、酷い話だなあと思います。小さい頃は、オカラはよく食べさせられました。

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