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溶接用語
ティグ溶接とミグ溶接の違いを教えてください。
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TIG(tungsten inert gas arc welding)溶接 不活性ガス雰囲気中で、タングステン電極と母材との間に電流を使ってアークを発生させ、そのアーク熱により母材及び溶接棒を溶解して接合する方法で、アーク溶接の一種である。不活性ガスとしてはアルゴンやヘリウムが使われるため、アルゴン溶接と呼ばれることもある。箔や超薄板から厚板まで溶接でき、アルミ合金など非鉄金属からステンレス鋼や9%Ni鋼まで各種金属に幅広く適用できる。 MIG(metal inert gas arc welding)溶接 「TIG溶接」と同様にアーク溶接の一種で、アルゴンやヘリウムなどの不活性ガス雰囲気中で電極となるワイヤ(シリコンやマンガンなどの脱酸成分を合金添加したソリッドワイヤまたは各種最適ワイヤ)を連続的に溶接部に送り、その先端と母材との間にアークを発生させ溶接する方法で、TIG溶接のように溶接棒を使わず電極ワイヤが溶接棒の代わりとなる。またTIG溶接と同様に銅、アルミニウム合金、チタン合金、ニッケル合金、ステンレス、及び鋼と適用の幅が広い。 ぶっちゃけ溶接棒を使うか、電極ワイヤを使うかの違いってとこでしょうか。
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- aki333
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回答No.2
No.1のかたの回答でほぼ間違いありませんが、一つだけ追加させてください。 MIG溶接に使われる不活性ガスは炭酸ガスを主成分にした混合ガスが用いられているのが一般的です。価格的にこの方が安価なのがその理由だと思います。 以前に似たような質問に答えたことがありますのでそちらも参考までに目を通されたらと思います。