- ベストアンサー
最近、開業するDrが多くないですか?
こんにちは。 最近、僕が住んでいる町では、診療所がどんどん増えています。なぜ最近富に診療所の開業が増えたのでしょうか? もちろん、開業する医師が増えたからでしょうが、ブームでも起こっているのでしょうか? 町自体、人口30万人程度の小都市なので、競争が激化して大変だろうな、なんて考えています。また、昔であれば、開業して財産をつくった、なんて話もありましたが、現在は、いくらかかりつけ医(診療所)への報酬誘導が行われているからといって、経営に余裕があるとは考えられません。 開業医の皆さん、あなたが開業した理由、ぜひ教えて下さい。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
消化器科と外科を標榜して開業して13年になります。ずーっと専門医になるつもりで勤務していましたが、どうしても自分でめざす医療をやりたくなり、医局長まで務めていた公立病院をやめました。ずいぶん慰留されましたし、所属する教室の教授にはおこられました。決断してからやめるまで4ヶ月、やめて2週間で勤務していた公立病院のすぐ近くで開業しました。もともと自分の患者さんの多い地域で開業しましたので最初の月から黒字でした。現在でもめざした方向では原稿など依頼されて書いています。で、しあわせです。最近開業医が増えたということですが一般的に言いますと銀行でも貸し渋りが多くて開業資金も大変なようです。というわけでなかなか開業もできないみたいですし、開業してややひしい経営まで考えようという勤務医は多くはないみたいです。たぶんあなたが住んでいる地域では開業医の高齢化がすすみ、世代交代がおこっているのではないでしょうか。
その他の回答 (4)
- HINOMIYA
- ベストアンサー率61% (91/149)
歯科医師HINOMIYAです。 歯科医師は、一般的に、病院に勤務すると言う事が少ないです。 だいたい、歯科のある病院自体少ないです。 診療所に勤務医として雇われることもありますが、まあ40歳までには辞めて開業するのが当たり前です。 とかいいながら、わたくし自身は某歯科大学の附属病院に勤務していますが・・・ それでも、教授まで登りつめるつもりはサラサラなく、適当な時期に開業します。 確かに、現状を考えると開業は厳しいですが、とりあえず妻子を養う程度の事は、それほど必死に患者集めをしなくても大丈夫です。 昔の歯医者みたいな派手な生活は無理ですが・・・ それに、これから先もっと厳しい状況になっても、生き残るだけの技術力が自分にはあると思います。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 歯科医師の方も、開業の判断は40歳前後ですか?一般の医科の開業判断時期と同時期ですね。まあ、借入金と借入期間(返済期間)、そして自分が働ける期間を考えると、やはり同時期になるのでしょうね。でも、一般の医科に比べると、歯科の方が利益を出せそうな気もするのですが・・・。 また、歯科は競争が激しいと思っていましたが、生活するにはまだ十分なのですね。
身内が、家族の反対を押し切り1億7千万も借金して開業しました。 お嫁さんも勿論大反対でしたが、やはり将来の事を考えて独立する決心をした様です。 1日に来る患者数で一喜一憂しています。 回答にならなくてごめんなさい。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 イニシャルコストが1億7千万ですか。診療科がわかりませんが、差別化を図るため、設備・機器を充実させたんでしょうね。 頑張って下さい。
- kitakanjin
- ベストアンサー率35% (215/612)
1.”1県1医大”のかけ声の下に1980年前後に医大が増え、医者も増えまし た。毎年以前の約倍位の医者が作られ続けています。 しかしその後、健保財政の悪化、赤字の増大の為に、医療費抑制の 方向に成りました。 その一つとして、病床規制、つまり病院の入院ベット数が規制されました。 その結果として、新しい病院建設ができないばかりか、全国的に病院数が 減って居ります。その結果勤務医のポストが不足してきました。 今、40歳前後の医師のポスト不足(管理職になれない)、将来への不安が 広がり、診療所の開業につながっています。(病院は造れない) 過当競争、医療費の削減、少子化等々行く手も厳しいが、他に出来る事も ないし・・・・。消極的開業も多いと思いますよ。大変ですね。
お礼
社会情勢が大きく影響していること、よくわかりました。 >今、40歳前後の医師のポスト不足(管理職になれい)、将来への不安が広がり、診療所の開業につながっています。(病院は造れない) 開業する判断は40歳前後になるということ、大変勉強になりました。 ありがとうございました。
- yajiyaji
- ベストアンサー率32% (84/255)
その開業医のひとり 小児科 です。 今や勤務を続けて病院長になっても、経営が厳しくて楽はしてられません。かといって、院長以外は必死になって働く必要があります。内科、外科などで部下を使って、楽をしようと思えばできるかもしれませんが、優秀な部下が育てば、すぐにお役ご免になりかねません。昔ほど、年功を評価してくれる時代ではないのです。 まして、それ以外の小さな科になれば定年まで率先して働く以外に道はありません。そして定年と同時にさようなら、でしょう。 銀行、公務員のほうが、定年近くのたいへんさは、ましではないか、と思います。銀行の支店長に比べれば院長の責任ははるかに重いと思いますが、給料は半分くらいかも知れません。医者の良き時代は終わったのです。 そしてまだ残された道が開業なんです。それもあと少しで厳しい時代に突入するでしょう。 私は、消去法で開業を選択したわけです。 ただし、負け犬のような開業ではありませんよ。ちゃんとした戦略を持っていての選択です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >優秀な部下が育てば、すぐにお役ご免になりかねません。 >そして定年と同時にさようなら、でしょう。 医師の世界、意外とあっさりしているんですね。そのためでしょうか?親が開業医で後を継ぐ場合以外は、消去法で開業しているんですね。 ありがとうございました。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 「世代交代。」新たな観点をいただきました。ありがとうございます。 また、ご成功おめでとうございます。医局長を辞してまで開業し、自分の目指す医療を実践し、経営的にも利益を計上している。素晴らしいですね。