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筍がヘルシーなのは不思議です。

筍の栄養は何かと思って調べました。繊維が多くカロリーが低くヘルシーであると何処にも書いてありました。 筍は竹の赤ちゃんで生長速度が早いと聞いています。普通の食べ物なら 卵にしても山芋にしても成長期の食品はすごく栄養がありカロリーが高いのではないでしょうか。筍は低カロリーだとすればどうしてそんなに早く自分自身が成長するのか益々不思議です。 子供の質問のようですがダイエットに興味がありふと気になり質問させて頂きました。

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  • tomoyaok
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回答No.2

#1補足の回答 細胞壁はよく鉄筋コンクリートにたとえられます。 セルロースという名の鉄筋がぐるぐる巻きになりながら 大まかな形を作っていきます。このときは鉄筋だけですから 竹のように急激に生長するものでもある程度、変形が可能なのは なんとなくイメージできると思います。 この成長途中で細い鉄筋も寄り合わされてより強固なものになります。 さらに成長した後に、リグニンという名のコンクリートが鉄筋の間に 流し込まれて固まります。 ですから、筍の段階では針金がちょろちょろと集まっているだけなので ほぐれやすいのですが、竹になると、鉄筋も丈夫になるしコンクリも 流し込まれるのでカチカチになるのです。 竹の場合は「鉄筋が丈夫になる」ところが大きな原因となるので 「構造的に違う」ところは少ないと思います。 また、太陽の光で光合成をするのは葉っぱの緑の部分である葉緑体で 行われます。その後で物質が移動あるいは変化するのは 植物生体内の化学反応が重要になってきますから、この段階になると 太陽エネルギーや地中の熱エネルギーなんかは関係ないことになります。

yyz1974
質問者

お礼

お礼が出張で大変遅くなり失礼いたしました。私の疑問に沿って再度お答えいただきありがとうございました。鉄筋コンクリートの例え話は素人の私にとってとても判りやすいものでした。光合成のことも誤解していました。セルロースとリグニンの組み合わせと成長でうまく硬さ変化の説明が付くことが解りました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • tomoyaok
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回答No.1

「ヘルシー」とは何か? 勝手にこちらで定義しますが、 その食品が持つ低熱量のため、摂食が過大になったとしても、 熱量摂取が過大にならないもの。 まず、植物はヘルシーです。 動物に比べ自分自身を支えるための細胞壁がその多くを占めているからです。 細胞壁は高分子多糖でできていますが、消化吸収されませんので いわゆる食物繊維に分類されるものです。 一方、動物は行動するための筋肉つまりタンパク質で構成されています。 卵は動物に含まれます。 次に、植物の中でのカロリーの高低の違いですが、 筍は赤ちゃんだといっても地下茎でつながっている他の大人の 一部が大きくなっているものともいえます。 大人の植物は前述のごとく低カロリーです。 一方、植物でも次世代育成の部分は低カロリーとはいえません。 芋、豆、穀物、果物などは次世代がそれだけで育つための カロリーが含まれています。 このように、動物・植物(自分のため)・植物(子供のため)と 分けるとわかりやすのではないかと思います。

yyz1974
質問者

補足

ご専門の方に私の知りたいポイントをズバリしかも大変丁寧に答えて頂いて本当にありがとうございました。自分のため、子供のためという分け方は大変「なるほど!」と思いました。ここで質問を打ち切らねばならないのですがtomoyaokさんにもう一つだけ関連質問を教えて頂けたら幸せです。筍の時は柔らかく食することが出来ますが、竹になると全く歯が立ちません。構造的に違う物質が出来ているのですか?それは太陽から光合成に使う大きなエネルギーが来ているからでしょうか。地中だと地下茎を伝わってくるので光のような強いエネルギーは流れて来なくて常温の熱エネルギー位しか無いからとか考えてしまいます。多分全然違うのでしょうね。なぜあんなに硬さが変化するのですか。もう一度だけよろしくご指導お願いします。

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