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犯罪者の個人情報
よくニュースとかに犯罪者の氏名が載ってますが、それって個人情報保護の観点から見てどうなんでしょう。 刑期を終えたら一般人に戻れる(犯罪者の視点から)ともいえなくもないのですが、まともな(罪を犯していないという意味で)一般人としては犯罪を犯すような人は晒し続けてほしいという気持ちもあると思います。 実際どうなんでしょう。 Webのニュースサイトとか、古い記事は大体見れないですし。
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>まともな職に就けないから再犯の恐れが増すのではなく、 >もう既に更生の余地が無くまともでないから再犯するのではないでしょうか。 再犯を犯す者がおっしゃっているほどの固定された「悪」者であるということは、ほとんどの場合ありえないと思います。どうも前提として「犯罪者となる者は多くの場合に生来その性質がある」とお考えのようですが・・・。 「気の迷い」と書かれていますが、突き詰めればほとんどの犯罪は「気の迷い」から生じるのではないでしょうか。その迷いが一瞬の迷いなのか、数週間か、数ヶ月か・・・それは様々でしょうけれど、更正が不可能なほど「迷い」が固定化してしまった者などごくごく少数だと思います。 また、「迷い」といってもそれは犯罪者の内部でいきなりわきあがってくるものではなく、様々な外部環境が重なって初めて起こることでしょう。そういう環境を経験していない多くの人は犯罪を起こしませんけれど、必ずしも決して特殊な人間が犯罪を犯すわけではないと思います。 罪を一生背負っていかねばならないのはもちろんですが、それと終生犯罪者のレッテルを公開され続けることとの間には、相当の飛躍があるように思います。 罪を背負わせるとしても更正の機会を限りなく奪ってしまうような方法を取るべきではないでしょう。刑期を終えた受刑者への配慮だけではありません。社会防衛としてもそうだと思います。 仮に犯罪歴情報を終生公開され続け、質問者さんがおっしゃるように「まともな人間」が犯罪者のそばを避けて生きるようにするとどうでしょうか。犯罪者のそばには犯罪者しか寄ってきません。というか、公開されているのですからあえて寄ってくるでしょう。犯罪者街ができあがってしまいますが、そこは刑務所じゃありませんから巨大な犯罪者集団をつくりあげてしまいます。ゆくゆくはそこから善良な市民が住む街に侵攻してきかねませんが・・・かえって社会防衛に反しませんか?
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- nep0707
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質問の趣旨がよくわからないのですが、法的な回答が欲しいのでしょうか? 法律カテゴリーなので、そういうつもりで回答します。 個人情報保護法の観点から言えば、 報道の際の個人情報利用は通常の企業等にくらべてかなり緩和されています。 (個人情報保護法50条1項1号) また、人権という観点でいえば、確かにプライバシー権は人権の一種と認められていると思いますが、 一方で報道の自由(表現の自由)もまた人権ですので、結局人権どうしの衝突の調整という問題になります。 となれば、一方的に報道の自由を保護するわけにいかないのと同様に 一方的にプライバシー権を保護するわけにはいかないです。 マスコミを国民と同列にするのは変だ、 ある種の権力と同格じゃないか?という意見もありますが(いわゆる第4の権力説) 今のところ日本の判例では否定されています(昭和62年4月24日最高裁判決)。 以上が法的にリベラルな回答です。以下は個人的意見です。 私個人は被疑者の段階で実名公表することは本当は好きになれないです。 他の回答にもありますが、刑事手続上は有罪判決が確定するまでは無罪推定を受けるものですし、 有罪確定しても実名を明かすなんて民衆の野次馬根性を満足する以外に ほとんど社会的なメリットがあるとも思えないので…
- Qoo1985
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私の意見なのですが… 報道するときに顔、名前を晒すのは早すぎると思います。 良く、「○○容疑者は容疑を否認している…」とありますが、 逮捕時点では容疑者ではなく、被疑者なのだから、やっていないかも知れない事件をあたかもやったかのように晒す世の中はおかしい。 裁判で被疑事実が認められ、量刑が決まった時点で顔、氏名を晒すべき。 一生犯罪者を晒すっていうのはやりすぎじゃない? 社会を騒がせた事件なら風化することはないし、実際に今でもネットで たたかれてる人いるじゃないですか。 (女子高生コンクリートみたいに) 刑期や賠償を終えても一生更生できないのだったら刑務所の存在を否定することになりますよ。
お礼
被疑者の時点の扱いとしては同意です。 マスコミとしてその方が盛り上がったり、捜査する側としても逃げ場をなくさせる意図があるのかもしれませんね。 刑務所の存在を否定するつもりはないですが、刑期や賠償を終えれば更生が完了、とは思えないんですよね。ケースにもよるとは思いますが、消せない過去として背負っていくべきものと思いますがどうでしょう。
- hiroki0527
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万引きも立派な窃盗犯ですし、信号無視もスピード違反も立派な犯罪ですし、ひき逃げ犯(被害者死亡)なんて有る意味殺人犯ですよね。 転居後住民票を移動しなかった人間も法律違反者ですし、NHK受信料払わない人間も国民年金払わない人間も法律違反者です。 脱税者も立派な犯罪者です。 さらし者にするのなら人口のかなりの人間が犯罪者としてさらし者になるとおもいますけど? 罪を償った後は犯罪者扱いする必要は無いと思います。 というより報道に載った犯罪者だけさらし者にする理由は有りません。 全部するか全部しないかどっちかだと思いますよ。
お礼
万引きとひき逃げを同じ犯罪者としてひとくくりにはできないかと思います。 報道に載るかどうかは、社会的な影響度がどれぐらいあるかをマスコミが勝手に判断しているだけと思います。 当然勝手な判断なので、報道されない事件もあるわけで。
ご質問の意図がわからないのですが・・・ 個人情報保護の観点からは、犯罪者の(正確には推定無罪なので容疑者ですが)氏名は伏せた方がいいに決まってますよね?だけど一応の公益性を認められてるから掲載されるわけです。 さらし続けてほしい、というのは犯罪者に個人情報の保護なんて不要だ!という方向になると思うのですが・・・。 ちなみに、いつまでも晒し続けることはマイナスが大きいと思います。まともな職に就けないことで再犯の恐れが格段に高まるからです。あるいは暴力団に就職(?)するしかなくなるとか。
お礼
意図がわかりづらくて申し訳ないです。 なるほど公益性ですか。危険(だった)な人物が身の回りに居ないか、という情報を得ることは公益とはならないでしょうか。柄の悪い地域より、閑静な住宅街に住みたい(逆に空き巣が・・)とかそういう希望もあるわけで。 まともな職に就けないから再犯の恐れが増すのではなく、もう既に更生の余地が無くまともでないから再犯するのではないでしょうか。 昔と違って引っ越せば素性がわからなくなるような時代ではないので、一時の迷いで罪を犯してしまった人には厳しい世の中だとは思いますが、それは背負っていかなければならないのではと思います。 <刑期を終えたら・更生したら犯した罪が消えるわけではないので お礼内容も意図がよくわからなくて申し訳ない。。。
お礼
質問がわかりづらくて申し訳ないです。 被疑者の実名公表については同意ですが、ほぼ犯人が確定していても表現とタイミングによっては容疑者という場合もありますよね。 マスコミならそうでしょうけど、たとえばニュース記事を書きとめたBlogとか、報道された実名を掲載していた場合どうなのかなあ、と言ったところが知りたかった感じです。 実名を明かし続ける必要(?)としては、凶悪犯罪者の隣に住みたくないとか、一緒の職場で働きたくないとかそういうケースもあるのかなと。防げるかどうかは別として。 当然、かつての犯罪者だからと言って引越しさせたり退職させたりは出来ないでしょうから、自分が引っ越したり転職したりする手段を得ることができる、というのが目的になるかと思います。