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先日の「余命少しの花嫁」での字幕はひどい…

先日、韓国の末期ガンの奥さんを懸命に支えるだんなさんと、ガンと戦う奥さんのドキュメンタリーがテレビでやっていました。 すごく感動して、泣いてしまいました。 ただ、気になったのは字幕です。 例えば、だんなさんとのなれそめを聞かれて、 原文「제가 먼저 꼬셨어요(私が先に口説いたんです)」→字幕「ちょっと恥ずかしいんですけど」 奥さんがだんなさんと別れてあげるのが彼にとって良いはずなのに、別れてほしいと言えないと言った後、 原文「겁이 나서...(怖くて…)」→字幕「彼を愛してるんです」 結婚式の衣装の着付けの後、奥さんがだんなさんに 原文「감동받았다(感動しちゃった)」→字幕「どうだった?」 お父さんが結婚式に来ない事を聞いて奥さんが泣きながら 原文「안해,안해!((もう結婚式は)しない)」→字幕「私のための結婚式なのに」 一部の例ですが、全く違いますよね? 私も字幕の仕事をした経験があるので、字幕の制限や前後の文章で意訳をしなければならない事は知っていますが、 これは意訳の範疇をはるかに超えていると思うんですが、皆さんどう思われますか? ご意見よろしくお願いいたします。

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回答No.2

言語学を齧ったことのある者です。 以前、私の先輩がまさに投稿者さまのような疑問を抱き、一本の論文を書いています。 私は要約したものしか読んでいないので詳細は分かりませんが、その要約と執筆した先輩の話によれば、やはりテレビ局側の操作が大きいようです。 実際に通訳のお仕事をされている方にも取材したそうですが、彼らが訳した通りの字幕がつくとは限らないそうです。 その論文の中では、英語や中国語・韓国語を忠実に訳した場合と、放送された字幕を比較したりもしていましたが、素人目にも「これはかなり違うのでは……???」というものがたくさんあったとか。 私は韓国語は簡単な言葉しか分かりませんが、それでもテレビを見ていて「変な字幕が出ているな」と思うことがあります。 投稿者さまは私とは比べものにならないくらい習得されているようですので、なおさらそのように感じられるかと存知ます。 No.1さんのおっしゃるように、少し注意して見ていれば、ご指摘の番組以外にも、そのような番組は多く放送されているのでしょう。

sakura7788
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。また、お礼が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 そうだったんですね。初めて知りました。 それってテレビ局のいわゆる「常識」として扱われているんでしょうか。担当されているPDさんが良識のある方であれば、その様な事は避けられそうですけど…やはり視聴率とかそういった関係が複雑に絡んでいるのでしょうね。 大変参考になりました。ありがとうございました。^^

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  • chie65536
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回答No.1

>これは意訳の範疇をはるかに超えていると思うんですが、皆さんどう思われますか? 番組の最初に「この再現ビデオは事実を元に『再構成した』再現ビデオです」って出てませんでしたか? TV局の言う「再構成」ってのは「事実を曲げてでも良いから、刺激的、感動的に見せる事」も含みます。 この「再構成」は「編集」とも言い、取材映像や映像素材の一部だけを切り取って、取材内容と逆の印象を視聴者に与えるなどの情報操作も含みます。 「テレビは話半分で観る物」です。 ニュース番組等の街頭インタビューもそうです。20人に聞いて2人が賛成、18人が反対だったとしても、賛成している2人の映像だけを「市民の声」として流せば、視聴者は「市民は賛成の意見なんだ」と思い込みます。 質問にある番組だけじゃなく、殆どの番組がそう言う事をしているのに、今まで気付かなかっただけの話です。この番組だけを責める訳にはいきません。

sakura7788
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。また、お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 そうだったんですか…知りませんでした。 それでは今まで見ていた英語の字幕なども、都合よく変えられていたんですね。 でも私は字幕よりも、実際にその女性が言った言葉の方がはるかに感動的で心に響きましたけどね^^ 真実の力がはるかに強いのに、残念ですね。 ありがとうございました。

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