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体をあたためるには。体を冷やさないようにするには。
先日子供とプールにいったときに、ふと疑問に思いました。 プールの長時間いて体が冷えたきました。子供がスティームルームに行こうというので一緒にいきました。温度はみませんでしたが、息をするのがくるしいほど熱いですね。でも、体はなかなかあたたまらない。 ジャグジーもあるのですが、せいぜい40度。でも、そこにつかるとあっという間に体が温まる気がします。 スティームルームの温度はさだかではないですが、まちがいなく40度よりもかなり熱いはずです。それなのに、なぜ、液体の体をつけたほうがすぐに体があたたまる(ように感じる)のでしょうか? プールにつかっていたままではどんどん体温がさがりますね。(プールの水が体温より低いとします。)かといって、体を冷やさないためにプールにでると、ぬれた体ではプールの外がもっとさむく感じます。(水気をふくタオルがないとします。)これは気化熱(でしたか?もう物理はずいぶん昔のことなので、用語もあやふやです。)で体の熱がもっていかれるから寒いのですよね?でも、ここをがまんすれば、ずっとプールの中につかっているよりは体温が下がっていくのをくいとめることができるということなのでしょうか?(たとえば、海で船がしずんでしまったとき、水の中にいたままのほうがいいのか、ちょっとさむいのをがまんしてでも外にでていたほうがいいのか、という状況を考えてみました。)
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例えば、 1cmX1cmX1cmの水と、 1cmX1cmX1cmの水蒸気 どちらが水の分子が多いでしょうか? 水が水蒸気になると体積が約1700倍に膨張します。 ということは、1立方センチの水が水蒸気になると約1700立方センチになります。 逆に1立方センチの水蒸気が水になると約1700分の1立方センチになります。 つまり、水が水蒸気になると約1700倍に膨張して分子の密度が薄まるわけです。 密度が濃いほど熱は伝わりやすく、密度が薄いと熱は伝わりにくくなります。 例えば台所で指を火に当てたとします。(まねしないように) 火の温度は約800~1000度くらいですが、一瞬なら平気です。火傷もしません。 では800~1000度の真赤な鉄に指を当てたらどうなるでしょう? 例えほんの一瞬でも火傷してしまいますよね。 ガス(火)は密度が低く、鉄は密度が高いため、 同じ温度でも火傷したり、しなかったりするのです。 これと同じです。 要するに同じ温度、同じ体積なら水蒸気は水の約1700分の1しか熱を伝えない。 ということになります。 水蒸気(気体)は水(液体)と比べて分子の密度が薄いため、 熱を伝えるのに時間がかかるわけですね。 だからジャグジー(お風呂)は温まりやすく、 スティームルームは熱くても温まりにくいのです。
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- biwa-plus
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お礼の返事有り難うございます。 投げかけられたご質問の件について考えてみますね。 確かに人間の体温は36℃前後で、サウナは70℃ですから約30℃強の差が有ります。でも問題はその熱の伝わり方ですよ。 それと体感温度と言う言葉が有りますが、これも関係してきます。 例を上げますと、日本の真夏の40℃より、海外(オーストラリア等)の真夏の方が、同じ日陰にいても過ごし易いのです。もちろんご存じの通りこれは発汗作用の違いです。 これをもっと極端にした状態が、ご質問の件でしょう。 サウナは確かに湿度が高いですけど、40℃の温水の中では発汗しても体温は全く下がりません。これだけでも効率が高いのが解ると思います。 それにもし70℃の温風に当たるのと70℃の熱水に触れるとすれば、どちらが熱いですか?? これも言わずと知れた事ですよね。 次に実験で水の入ったボトルを置いて比較する話ですが、温水に入れた方が温度の上昇は速いはずです。ただ40℃の温水では温度差が余り無いので、体温を上げるというよりは保温の効果が強いです。 またサウナにボトルを置くと、空気ではなく床や椅子からの熱が速く伝わってきますので、中吊りにしなければ正しい実験にはなりませんよ。 何となくでもお解り頂ければ幸いです。
お礼
再び回答ありがとうございます。 体験としてはわかっていることを頭で理解するのはむずかしいですね。 >中吊りにしなければ正しい実験にはなりませんよ !!!気が付きませんでした! 単にふと思った疑問に、丁寧の答えてくださってありがとうございました。
- goodn1ght
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私は体を動かすと直ぐ温まるので参考にならないかもしれませんが、殆ど25mダッシュで泳いでいますが、途中で体が熱くなることがあります。 プールでじっとしていたら体温は下がりますので一生懸命泳ぐしかないと思います。
お礼
子供がおぼれないようにの監視役なので、ダッシュで泳ぐわけにもいかないんです。。。 遭難の場合ですね、確かに一生懸命泳げば体が温まります、がそれと同時にエネルギーも消耗してしまいますよね。体力温存のためにじっとしているのがいいのか、体温低下をふせぐために動くほうがいいのか、、、そんなもしものことを考えてしまうのが趣味です。 回答ありがとうございました。
- biwa-plus
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水は熱の伝導率が高いですので、体に触れていれば熱をもらったり、奪ったりするのが、乾いた状態より早いですよ。 ですので、水泳選手で良く見られるように、プールから上がったら直にバスタオルで体を包んだ方が、体温の低下を防げます。 スチームは、短時間では体の表面しか温めませんし、温泉のような保温成分が入っていないので、長時間以内と気休めでしょう。 その点スパリゾートハワイアンズは、プールと温泉(入浴施設が)共存しているので、長居が可能なのです(懐は逆に寒くなるかも?)。
お礼
体がぬれていれば、体にくっついている水分が気体になるために体の熱をうばうので寒く感じるのはわかります。体のお湯がくっついているとなんで温まるんでしょう?気体だとなぜあたたまらないのですか?もうちょっとそこのところが気になってしまっています。 ペットボトルに冷たい水をいれて、40度のお湯につけておくのと、70度のサウナにいれておくのと、どちらのほうが早く温度があがるのでしょうか?温度からいえばサウナのほうですが、自分がおふろにはいっているのとサウナにはいっているのでは、おふろのほうが体が早くあったまる気がするのです。保温成分なんて気の利いたものをいれていない状態でもそう感じるのですが。。。 北米在住なのですが、私が子供といったプールは、区民センターのようなもので、子供3ドル(300円ぐらい)大人5ドル(500円ぐらい)で、何時間でもいられます。プールもジャグジーもサウナもついているんですよ~。
補足
あ、お礼をいいそびれました。 回答ありがとうございました。
お礼
ああ!!!分子の数ですね!!! よくわかりました。ありがとうございました。