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量子コンピューターのドナーに関して
量子コンピューターの勉強をしています。 以前、ネイチャーで発表された量子コンピューターのkaneの論文ではドナーに唯一の候補としてPが上げられていましたが、2000年に発表されたフィジカルレビューの論文ではまえぶれも無くTe(ダブルドナー)が不純物として使われていました。 なぜでしょう? Pに関しては1/2のスピンを持ち準位もコンダクタンスバンドに近いなど特徴があるのですが、Teに関しては何のメリットがあって使われているのかイマイチ理解できません。 どなたかアドバイスを下さい。
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noname#5014
回答No.1
フィジカルレヴューでの論文では、計算ではなく単一スピンの測定を目的としている点が意味を持つのではないでしょうか? ネイチャーの方では、qubitとして用いるための核スピンにふさわしいものとしてPを用いています。 それに対して、Teを選んだのは、qubitとする核スピンのためではないようです。 Teがダブルドナーであることを利用して、2つの電子を単一スピンの測定を行うのではないでしょうか。