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脂質の種類と分解
初めて質問させてもらいます。早速ですが化学の実験で卵黄を使って、脂質の種類と分解過程を行ったのですが、実験課題で「2種類の展開溶媒[リン脂質用:クロロホルム-メチルアルコール-水(65:25:4、v/v)、中性脂肪用:クロロホルム-メチルアルコール-酢酸(95:4:1、v/v)]を使い分けたのはどうしてか?」とあったのですがまったく分かりません。化学の知識がないので理解できずに実験も行いました。よろしければ教えてください!!
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そもそも「分解過程」というのは何でしょうか? 実験書にそのように書かれていましたか?だとすれば何らかの化学反応などを行って、材料を変化させたことになりますがそういうことですか? それとも用語の誤用で「分解」ではなく「分離」あるいは「分析」のことでしょうか?専門用語を誤用すると意味が通じませんので、その辺りをしっかり認識して下さい。 いずれにせよ、ご質問は薄層クロマトグラフィー(TLC)における展開溶媒のことですね? TLCというのは簡易的な分析種手段です。これによって分析を行う場合には、TLCプレートの中央から離れると分析が困難になりますので、目的物のスポットが中央付近に来るように展開溶媒を選択する必要があります。 ところが、分析する物質が異なれば、上記の条件を満たす溶媒も違ってきます。そのために分析したい物に応じて展開溶媒を変える必要があるということです。 たとえば、リン脂質用の展開溶媒で中性脂肪を分析するとプレートの上端付近まで展開されるでしょうし、逆にすればほとんど展開されないことになるでしょう。 文面からすると化学の知識云々だけではなく、実験の主旨の理解も不十分なように思います。事前にしっかりと予習しておかなければ実験から得られる物は少ないですし、時として危険なこともあります。
お礼
実験の内容をちゃんと理解していなかったと思います。「薄層クロマトグラフィーの原理が理解できれば解けるはずですよ^^」と先生にもご指摘をもらいました。がんばってみます!ありがとうございました。