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熱力学第一法則のΔU=Q+W
熱力学第一法則のΔU=Q+W でQとWは経路に依存するとおあるのですが、この経路とは いったいどのようなことをさすのでしょうか? (例を挙げて説明していただけたら幸いです。)
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U はある状態において決まる量です。ところが W や Q は、ある状態でその系が持っている量ではありません。 たとえば、0℃、1気圧、1Lの気体があるとき、その気体の持つ内部エネルギーUは確定していますが、「そのときの W は?」という問は意味をなしません。 この状態から、例えば体積が2Lになった、という変化があったときWという量が意味を持ちます。つまり W は状態の変化に伴って決まる量です。 系が「ある状態から別の状態に変化する」とき、体積や圧力の変化を「変化の経路」ととらえ、「QとWは経路に依存する」といっているのだと思います。
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- Meowth
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回答No.1
ジュールの実験のようにするなら、 魔法瓶の中に羽根車をいれて、 断熱して(Q=0)まわす(ΔWは正) ことで20度の水を40度にあげると ΔU=ΔW 中に電熱線を入れて加熱 ことで20度の水を40度にあげると ΔQは+、 ΔW=0 ΔU=ΔQ 両方同時に行う ΔU=ΔQ+ΔW だけど、兼ね合いでいろいろ 結果のΔUは同じでもやり方によってΔQ ΔWは いろいろ ということ
質問者
お礼
回答ありがとうございます。 QとWは変化前後の"状態”に関係なく、 どのようにQとWが与えられたかに依存するということなのですね。 例をあげて説明していただき、ありがとうございました!
お礼
>> W は状態の変化に伴って決まる量です。 系が「ある状態から別の状態に変化する」とき、体積や圧力の変化を「変化の経路」ととらえ、「QとWは経路に依存する」 なるほどっ経路とはそういうものなのですね! とてもわかりやすい説明ありがとうございます。