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太陽電池の動作領域のグラフについて
太陽電池の動作領域についてのグラフなんですが (このグラフです⇒http://imepita.jp/20071010/807060) なぜ電圧はプラスの方向にデータがプロットされ、 電流はマイナスの方向にデータがプロットされているのですか? 分かる方いらっしゃれば教えてください。
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太陽電池も、pn接合を持った(ふつうの)ダイオードである、という発想に基づいています。 ダイオードに”電圧をかける”と、電圧増加にしたがって、電流は指数関数的に増えていきます。(第1象限内) (下記資料 図2-9-1を見てください。なお、説明文章にはダブリがありますが無視してください。(-_-;)) http://kccn.konan-u.ac.jp/physics/semiconductor/basic/2_9.html ところが、光を照射すると(電圧をかけないで)、このpn接合は自分で起電力を発揮し、”自力で”電流を流し始めます。 この状態はI-V特性が、第4象限内に移行する・・・即ち”電流はマイナスで示される”ことになります。(図2-9-1右下) 研究関係では、よくこのような表現をとりますが、実用面では電流がマイナスでは具合が悪いので、電流値だけを反転させ、プラスで表示するのが一般的です。 http://www.etech-japan.com/susume/kiso/syuturyoku.html http://www.osakac.ac.jp/labs/matsuura/japanese/events/refreshRika2005/SolarCellSupplement1.pdf http://www.eko.co.jp/eko/a/sys040101.html