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芥川龍之介の「トロッコ」について

かなり前から気になっている海外文学で(フィリップ著)「傑作短篇集」(副武文庫)というのがあります。 このなかに「箱車」という短編がありますが、芥川龍之介の「トロッコ」と設定がびっくりするぐらい酷似しています。箱車で遊んでいた少年が遠出をしすぎて陽も落ちた頃に家に着いた時、両親から叱責を受ける内容です。 ふと思ったのですが、芥川龍之介の「トロッコ」はこの「箱車」の翻案小説なのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • gbrokk
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回答No.1

或る芥川研究書の受け売りですが 芥川の取り巻きの中に小田原生まれの小説家志望の青年が居て自分の子供時代のトロッコの体験を芥川に話したのを芥川が作品にしたと言う事です、傑作「一塊の土」もその青年の話を元に書かれたそうです しかし読書家の芥川の事ですからフイリップの原作も読んでいたかも知れませんね かく申す私も子供の頃に仲良くなった工事場の人に頼んで2キロほど先の砂利採集場まで乗せてもらった事があります、あの得意さは忘れられません

harding
質問者

お礼

回答のお礼が遅れてすみません。明治時代に多くのフランス文学などが紹介されていたらしいことや、黒岩涙香「岩窟王」や「ああ無常」の翻案小説が心に引っ掛かっていたので、酷似している作品ももしかしたらと思った訳です。ご回答有難うございます。