クリスタ ヴォルフの小説 『引き裂かれた空』について
私は今、ドイツの女流小説家クリスタ・ヴォルフ(=Christa Wolf)の
小説『引き裂かれた空/Der geteilte Himmel』を読んでいます。
この中で不可解な部分があります。
第一章の最後あたりに
"..., da lXeXt sXe. Da lXeXe iXh."とあります。
日本語で言うと「…彼女はそこに横たわっている。私はそこに横たわっている。」だと思うのですが
これでは誰の視点でこの本が書かれているのか分かりません。
最初はこの本はナレーターによって話が進められると思っていたのですが
この第二章の最初にも"... in uXsXr DXrX kXm, ..."とあります。
これは「…私達の村に来た…」ということだと思います。
ナレーターは普通「私(達)は」という表現は使わないと思います。
ただ、他のほとんどの部分では普通のナレーターのように客観的な視点で書かれています。
このナレーターは一体誰ですか?
そして、こんな手法は他の作品にもあるんですか?
この作品を知らない方は一章だけでも読んでから回答下さるとまた嬉しいです
(たった4ページです、私の本だと)。
全部読まれた方からの回答もまたまた嬉しいです。
ちなみに私は11章を読み終えたところです。
よろしくお願いします。
※質問が削除される可能性があるので原文は'X'で伏せました。
お礼
お礼が遅くなり、申し訳ありません! 助かりました、ありがとうございます、、、 まだ、文庫化はされていないのですね、、、残念!