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適正な医師数とは?

医師不足について勉強しています。 私は「日本には医師が足りない」という視点から その対策を立てることを目標としているのですが、 様々なデータを調べていて、本当に日本に医師が足りないのか?というところから悩み始めてしまいました。 医師の方々が激務を強いられているということは聞きますし、 地方や診療科によって偏在が起きているということは それを示すデータがあります。 しかし私の示したい「医師の絶対数自体が不足している」ということを 占めすデータが見つかりません。 OECD諸国と比較して人口10万人対の医師数が少ないということですが、 確かに少ないですが、国際的にどの位の数が適正とされているのかわからないため 他の国が多いだけなのかもしれないと考えてしまいます。 国際的な基準として、望ましい人口対の医師数というのは決められているのでしょうか? もしくはそれ以外でも、日本の医師数が不足しているということを 示すことができるデータや考え方はあるのでしょうか? どんなヒントでも結構です。教えていただけると嬉しいです。

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  • inoge
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回答No.2

何をもって適正とするか 他国との比較は相対的なものであって 絶対的な水準が存在するのではないかとことですな まず、そもそも「適正」とは何かという話から定義が必要でしょう 医者が何時間残業してもかまわないし どれだけ残業しても残業代など一切出さないし 死ぬほど働いて勉強するヒマも費用も無い状態でもかまわない とおっしゃられるなら現状でも多すぎるくらいでしょう すなわち 医師の労働環境の問題が有る 30年ほど昔は10万人あたり150人で充分だから それを目標にしようとして新設医大設立ラッシュがあったのですが その後の医療技術の進歩 専門分化というものを まったく考慮していなかった 当時存在しなかった科が今あるし 個々の科で同意書診断書など当時存在しなかった医師作成書類が 山のように存在する。医師の需要が固定した数字であるはずが無く 医療が進歩し医療制度が変化する度に日々医師需要は増大している さらにはアクセスの問題です。 専門医を常に365日24時間求める一般人が厳として存在する 昔は病院にせいぜい一人だった専門医でも 常時とならば3人でもきつい 4~5人居ないと対応できない これらの問題についてそもそも世間で確定的合意が存在しない わけですから、(厚生労働省が勝手に定義することは可能ですが というかしてますが、実態からまったくかけ離れたご都合主義的なものです) 絶対的医師需要というものも存在しない根拠 の上にのみ成立しうる幻である可能性があります

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  • popesyu
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回答No.1

>他の国が多いだけなのかもしれないと という基準から考えるなら人口1人当たり1人でも1億人あたり1人でも何でもよいということになります。 そもそも医療体制や保険のシステムそのものに対して「国際的な基準」というものはありませんから、標準的な医療技術水準も設備も何もかもが異なるわけで、単純に10万人あたりの医師数を比較しても意味がないとさえいえます。 例えばイギリスなら家庭医(総合医)と専門医でははっきりと垣根がありますし(日本だと誰でもいつでもどこでも専門医に診てもらえます)、アメリカならコメディカルスタッフ(医師・看護士以外の従業員)も異常に手厚いです。アメリカで一人あたりの医師が診てもよい患者数の目安として、医師保険が示す上限というのも一つの参考にはなりますが、それもアメリカ独自の基準でしかありませんから、アメリカだけが特殊なのかもしれませんと言えば何の参考にもなりません。 そもそも他の国が多いだけというような観点にたつなら、国際的な基準という考えすらも無意味ではと思いますが。日本の国民皆保険制度は世界的に見れば特殊ですし、それを思えばたとえ世界基準があろうが、世界が特殊で日本だけ違うといえますし。

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