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有機化学
メタノール、エタノール、ホルムアルデヒド(ホルマリン)、アセトン、蟻酸、酢酸、酢酸エチル の液性(酸,中,塩基性)を知りたいのですが知っている方がいたら教えてください。
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物質ごとに覚えるより、官能基ごとに覚えることをお勧めします。 -COOH カルボキシル基 → 酸性 -OH フェノール性ヒドロキシ基(ベンゼン環に直接くっついている) → 弱酸性 -OH アルコール性ヒドロキシ基 → 中性 -CHO アルデヒド基 → 中性 -CO- カルボニル基 → 中性 -SO3H スルホ基 → 酸性 などのようにして覚えれば、複雑な物質が出てきた場合でも判別できますしね。 蟻酸、酢酸は酸性です(カルボキシル基) 他はすべて中性です。
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- usokoku
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受験関係無しとして ホルムアルデヒトは、重合防止剤が入っている製品があります。場合によると重合している場合があります。すると、多少H+が放出されているので、酸性の挙動を示すときがあります。 酢酸エチルは、弱いですが、平衡反応でかいりしています。ですから、弱い酸性を示します。 メチルアルコールは製法に依存しますが、フェノールを使ったちゅうしつ蒸留(名称疑問、他の方法だったかもしれません)、つまり、フェノールを加えて、フェノール-アルコール混合物(溶液)と水-3成分混合物で蒸留し、精製しています。つまり、製品には不純物としてフェノールが混ざります。フェノールは乖離して酸性を示しますので、メチルアルコールは酸性を示す場合があります。 エチルアルコールも同様な上流を使っている場合には、酸性。 しかし、食品用ですと、アルコール発酵中間生成物とか他のはっこうせい生物とか飛まつ同伴で発酵原液が混ざったりします。 すると、ゆうきさんや結城さんエステルが混ざって酸性、たまに、アルカリ酒という製品が会って、これは、食品添加物の炭酸カルシウムを混ぜて発酵させているので、たんさんカルシウムが製品に混ざって、アルカリ性を示す場合があります。 つまり、「計って見なければわからない」のです。 アセトンは製法を忘却。回答不能。
酢酸とギ酸は酸性でそれ以外は中性です。 高校レベルの有機化合物であれば、スルホン酸(ベンゼンスルホン酸など)、カルボン酸、フェノール類は酸性、アミン類は塩基性、それ以外は中性と考えて良いでしょう。