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中国産蜂蜜の品質について
- 中国産の蜂蜜が安価である理由として、中間業者が入ることで混ぜ物がされている可能性があることが挙げられます。
- 中国産の蜂蜜は味や匂い、感触において本物の蜂蜜と異なる場合があります。蜂蜜の甘い香りではなく、クセがある臭いや水に溶けやすい感じがすることがあります。
- しかし、中国産の蜂蜜がすべて混ぜ物が入っているわけではありません。安価なものほど品質が低くなる傾向がありますが、信頼できるブランドや製造元からの蜂蜜であれば、安心して食べることができます。
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中国産蜂蜜は危険ですね。 マレーシア保健省は中国製食品のうち、蜂蜜、ナツメヤシの実、海草、果物の缶詰、塩漬け野菜を要注意品目に指定している。 http://www.malaysia-navi.jp/news/070917083340.html 北京市の食品安全弁公室は蜂蜜含有量の少ない蜂蜜製品5種が商店の商品棚から撤収される主要対象となったと発表した。 http://jp.ibtimes.com/article/biznews/070914/12227.html 我が家では、蜂蜜は「蜂蜜専門店」で買っています。 人工甘味料などの化学調味料を加えた蜂蜜は食べたくないですから、多少高くても信頼の出来る店から買っています。 なぜかと言うと、少し前にあった「偽はちみつ」事件が原因です。 http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/20070514gr09.htm 「純粋はちみつ」のラベルを付けて販売している蜂蜜の内、 規約に反して人工甘味料などの混入が疑われる商品が、 過去7年間で延べ120点、検査対象の約2割に上っていたのです。 蜂蜜は「純粋はちみつ」、「精製はちみつ」、「加糖はちみつ」とわかれている。 まず、精製はちみつは、「はちみつから臭い、色などを取り除いたものとする」となっていろのだが、実際には天然の純粋はちみつには約190種類もの栄養成分が含まれていて、その栄養を抜いてしまったはちみつのことである。 例えば、はちみつに含まれている鉄分などは飲料や製菓に使うと化学反応をおこし製品の色が悪くなってしまうからだ。 ただ、蜂蜜業界として問題なのは、天然のはちみつから精製したものに多くの人工甘味料を加えているものが実際には多い。 そして、問題になった「加糖はちみつ」は本来、純粋なはちみつに加糖した割合を表示しなければならないことになっている。 しかし、業界でも問題になっているのは純粋はちみつに人工的にブドウ糖、果糖を加えたり、水あめなどを加えてあたかも天然の純粋はちみつのようにうたっている業者が多い。 そして消費者にわかりづらいのは、天然のはちみつだけでも価格差は産地や単花はちみつ(1種類の花でとれた蜜)か、雑蜜といって数種類の花でとれた蜜によっても違う。 なのに純粋といって安い価格で販売しているものが純粋はちみつではないって、なぜそんなことをするのか? と疑問に思われる方も多いと思う。 はちみつは天然の加工をしない健康食品なのだけど、実際蜜蜂が蜜をとり、羽で乾かして数ヶ月たってようやくはちみつになる。 蜜蜂が集めた当初は糖度40度くらいの水のようにさらさらしておりこれが蜜蜂たちが乾かしていくことで栄養成分が凝縮し、約70度~80度のはちみつのあのとろっと、またはブドウ糖が多いと、固まるほどのはちみつになるのである。 そこで、多くの業者は、薄い純粋はちみつに、人工的な甘味料をいれて 糖度をあげたり、水あめを加えて本物のはちみつのように見せかけるのである。 当然、数ヶ月かかるものをさらさらした状態でとりだせば、量はその約10倍程度とれるため価格も安くなり市場競争力もでるので、偽はちみつを販売するのである。 だからまず単純に私は、講演などでも必ずはちみつの見分け方を話すときに、やけに安いはちみつはまず疑ったほうがよいと話している。 どんなに企業努力でも、蜜蜂が1匹で一生かかってとれるのはスプーン1杯なのである。 そんな希少な純粋はちみつだからこそ、取れる量も毎年毎年安定していないし、価格も当然添加されたものより高い。 食品業界も飲料業界も産地や、いろんなものを混ぜて価格をごまかしてきているものは多いがこれからは多くの食品が今回のはちみつのように 消費者がより知識を深めていただくと、われわれのように正直に製品をつくっている会社や本物の商品が評価されていく時代になってほしいと願っている。 http://www.nagomi-tea.co.jp/mt2/archives/2007/05/post_82.html 私は日本産・中国産のどちらも、安い価格で販売している蜂蜜は全て人工甘味料を加えたものだと認識しております。
お礼
大変詳しく回答を頂きまして、感動しました。ありがとうございます! 一番上のマレーシアニュースはURLで見れたのですが、他のHPが表示できませんでした。。ですが、Heartmine9様の回答で、私の中で解決したように感じました。 単花蜂蜜と複合蜂蜜のことは知ってはいたのですが、ミツバチが採集した段階では濃度40%、その後のミツバチたちの努力で濃度が70%以上になるとは初めて知りました。感動です。 >「純粋はちみつ」、「精製はちみつ」、「加糖はちみつ」< この種類分けの事も知りませんでした。。 >どんなに企業努力でも、蜜蜂が1匹で一生かかってとれるのはスプーン1杯なのである。< この点です!素人知識の私でさえ疑問を抱いていた点は・・・。 蜂蜜だけは、ミツバチたちがどんなにせっせと生産しようとも限度量というものがあるのに、一旦市場に出回ると何故か出荷時よりも増えているそうなんですよね、たしか。 やはり安い蜂蜜はそれなりの理由がある、と答えが出ました。 私の購入した安っすい蜂蜜は正に半水あめ、といった感じです。 濃度も申し分なく、薄いです。手の甲に伸ばすとよく分かります。 はちみつは専門店で、更に自分で品質を確かめて購入するべきだなと思いました。 丁寧な回答に感謝いたします。 本当にありがとうございました!!^^。