食塩の濃度(水,重量)の限度は
0℃……約26.25%
100℃…約28.21% ですので、普通の状態ではつくれません。
●数字の上での計算で
30%の塩水b(g)【食塩a(g)】を用意して水を加え
11.5%の塩水25(リットル)【食塩a(g)】をつくるという計算です。
容積の単位と重さの単位の区別をつけないとこんがらがります
一般に食塩水の濃度(%)は、食塩(g)の食塩水(g)に対する割合で表されます。
(1)11.5%の食塩水100gの中のでは(g)の比は、食塩(g):水(g)=11.5:88.5
(2)30%の食塩水100gの中のでは(g)の比は、食塩(g):水(g)=30:70
●水は1gで0.001(リットル)として、88.5(g)→0.0885(リットル)、70(g)→0.07(リットル)なので、
(1)塩の重さ(g):水の容積(リットル)=11.5:0.0885
(2)塩の重さ(g):水の容積(リットル)=30:0.07
●塩水も塩の分の容積が増えないとして、
(1)塩の重さ(g):水の容積(リットル):塩水の容積(リットル)=11.5:0.0885:0.0885
(2)塩の重さ(g):水の容積(リットル):塩水の容積(リットル)=30:0.07:0.07
そこで、つくる予定の塩分11.5%の塩水250L と比べて食塩の量a(g)を考えると
11.5:0.0885=a:250 で、
a=(250*11.5)/0.0885≒32485.87570…
つまり、11.5%の塩水250(リットル)は、水250(リットル)と塩 約32485.88(g)が必要です
【確認】32485.88/(250000+32485.88)≒0.115 で11.5%になります。
つぎに、塩の量が変わらないことから、必要な30%の塩水の量b(リットル)を考えると
30:0.07=(250*11.5)/0.0885:b で、
b=(250*11.5*0.07)/(0.0885*30)≒75.80037…
つまり、30%の塩水 約75.80(リットル)で、必要な塩 約32485.88(g)が足ります。
【確認】32485.88/(75800.3+32485.88)≒0.3 で30%になります
以上から
30%の塩水約75.80(リットル)を用意して、水を約250-75.80=174.20(リットル)加えれば
11.5%の塩水250(リットル)が出来上がるということになります。
お礼
ありがとうございます。 式で分からない箇所があったんですが…。 教えて下さい! 100x/(250-y)=30% の式は理解できたのですが、途中の計算が分からなくなりました。 =250-250*11.5/30←ここまで分かるのですが…次の =250(1-11.5/30)←ここからが、なぜこの様な式になるのか分かりません 教えて頂けますでしょうか? 宜しくお願い致します。