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日本人が、全世界の人より豊かな暮らしをしているのはなぜ
平均的な日本人は、全世界の平均的な人より豊かな暮らしをしていると考えます。 そのからくりはなんでしょうか。
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なんでなのでしょうねえ? これだけ資源の無い国ですから、まず食糧や地下資源が、YENで安く買えるからでしょう。じゃあ、何故買えるのか?世界通貨であるドルに対してYENは大体安定してますよね。大暴落しないので、対ドル上弱い通貨の国のものが安く買えるということなのでしょうね。 じゃあ、何故高値安定しているのかと言えば、どうしてもYENを買う必要性が高いからでしょう。つまり、日本から買う必要のあるものが沢山あると言うこと。日本からしか買えないもの、または日本からのものが最も品質が高いので、高く買っても最終的には一番安いという結果をもたらすものが多いということに落ち着きそうな。 一次産業や三次産業ではなさそうだから、やはり工業製品(部品を含む)の品質が高く、これがYENの高値を支えているのでしょうね。 食糧や地下資源は、競争相手が多く、買いたたかれやすいので、これを産業の中心としている国はYENに対して弱いんでしょうね。 あと、内戦もテロもほとんど無く、YENが突如ただの紙切れになる可能性はおそろしく低いので、安定した財産としてもっている国や会社や人が多いのでしょう。 それでは、国内の生産をどんどん海外にシフトして、国内の生産基盤がどんどん空洞化していくとどうなるのでしょうか?そうすると、日本から買う必要がなくなりますね。日本から買う必要が無くなると、対外的にYENは弱くなるように思います。そうすると、よその国から買う食糧や地下資源の価格が上がります。 また、YENの財産的価値が下がるので、他の通貨に買い換えるでしょう。 そうなれば、日本は一挙に貧乏国になりそうですが、今のところ、これだけ生産を海外シフトしている(更には、金型などの重要機密事項も海外に漏らし放題ですよね)のに、そうなってませんね。うーん、やっぱり分かりません。
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既に寄せられた答えのとおりと思います。特にNo5,6の解答に同感します。 答えになるかわかりませんが、英国の例を… 約30年前、福田現総理の親父さんが総理大臣になった頃、英国駐在をしておりました。当時の英国はキャラハン労働党内閣の末期で、亢進するインフレ下で大幅賃上げを求める組合が12月から1月にかけて、炭鉱、交通に始まり、ごみ集めどころか消防士までストを打っておりました。しかし、市民は冷静(したがってマスコミも冷静)。彼らは自分の権利を行使しておりのであり、いつか自分も同じようにストを打つかもしれないから非難すべきではないというのが大方の考え。 ちょうどその頃英国の経済紙(FT)に、日本の福田総理(親父さんの方です)が土曜日の朝、庭で上半身裸で「さあ、働こう!」と体操をしている姿が大きく、「日本では土曜日も働くのだ!」と皮肉っぽく掲載されました。 当時、日本では「英国病」ということが云われ、英国経済は衰退の一途を辿り、過去の歴史遺産管理人としてしか生き残れないとする論調が溢れていました。しかし、現地の英国人はスト続き、2桁インフレ続きの中でもゆったりとした生活を享受しておりました。物がないなら我慢するだけのことといった感じ。 その後、英国は鉄女サッチャーが登場し、荒療治の結果英国経済を「物」から「知識」重点に切り替えることに成功し、今日のそれなりの繁栄に至っております。数年前に英国を再訪すると、30年前のスト続きのときに見られた‘ユッタリさ’を失い(少なくとも大都市では)その回復を図っているように見えました。鉄女の荒療治のゆり戻し・手直し期にあるのだなと感じました。 一体、豊かさとはなんなのかと考えさせられます。日本はいささかゼニゲバ、物欲に過ぎ、何かを見落としているのではと感じませんか。
お礼
日本の経済力がなくなったとき、かつてのイギリス人のように振舞えるかも考えてみたいことです。 豊かさ・・・今回は経済のみを対象にしたつもりでしたが、そこそこに物質的なものは必要ではないかと。
- luune21
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からくり1. 元手 1.1. 朝鮮特需による資本蓄積 (もう少し遡れば日清戦争での賠償金) 1.2. 国連(実質はアメリカ)による有償・無償の戦後大量支援 からくり2. 機構 2.1. 戦後の長期安定政権(実質一度も変わったことがない)による政策実施の容易さ。2.2.にも関連する 2.2. 官僚主導による強力な「社会主義的」政策をすすめることで、欧米よりも経済効率が高かった 2.3. 上記により保護主義的で、護送船団方式など官民一体となった構造が欧米諸国より組織としての強みがあった 2.4. 労働組合との協調がそこそこうまくいき、急激なな左傾化を防ぐことができた 2.5. 利益や国内市場を犠牲にして、国際市場占有率を高めることを優先するダンピング政策が成功した 2.6. アジア・オセアニア唯一の工業国であったため、アメリカ、ドイツと競合しないパイがたくさん存在した 2.7. 憲法により、朝鮮戦争やベトナム戦争などに巻き込まれなかった ※ここでいう「社会主義的」政策とは、「大きな政府」というくらいの意味 からくり3. 国民 3.1. 国民は昭和前期の全体主義に深くなじんでいたため、滅私奉公の意識がまだ強く残っており、低い生産性にもかかわらず、生産力が高く、低価格製品が市場に投入できた 3.2. 1980年頃までの日本人は、明治時代以降の経験によって、勤勉と向上心*が得になることをよく知っており、子どもによく勉強させ、また、その学資のためによく働いた(*貪欲ともいう) 3.3. 江戸時代~明治、昭和前半まで、軍事政権の期間が長かったため、全体的にストイックで規律的な生活をしていた 3.4. 創造力よりも創意工夫を重視する価値文化が、後発のポジションにいる国がとるべき戦略にうまくマッチしていた
お礼
ありがとうございました。 歴史的なことのまとめをいただきました。
経済的な豊かさなら、確かにそうかも知れませんね。 幸いな事に、戦争とか内乱などが無い平和な状態が続いていますので そうした事への経済的損失がほとんどありませんから。。。 ただし、精神的な豊かさを言うのであれば、どうかな?と感じます。 勤勉な・・・と言えば良いのかも知れませんが 常に何かに追われ、何かを追い求めていなければならないような性格と言われたら あまり幸せとは感じられませんけれどね。(笑) 確固たる精神と落ち着き・・・今の日本人には足りないような気がしています。。。
お礼
経済的に豊かなことで安全も衛生も食糧も得ているわけです。 でも、その元はなんなのだろう。 う~むむ。
- komimasaH
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よくそういうことがいわれますね。 しかし、私はアメリカのコネチカット州に住んでいましたが、 あちらのほうがずっと豊かです。 ・通勤は車。満員電車ではない。 ・食料品は日本なんか問題ではないほど安い。 ・土日はゴルフ三昧。1ラウンド13ドル。 ・気がむいたらボストンかバーモントへ。 ボストンのウォーターフロントで飲み食いしてもせいぜい40ドル (アルコール含む)。ボストンの地ビールは日本のビールなんか 問題じゃないほどうまい。 ・コンドミニアムやアパートは広く、私の住んでいた 540ドルの家賃のアパートの居間では自転車が乗り回せました。 ・車を買いましたが、6気筒の2800ccのシボレーが たったの10500ドル(1985年)。重量税なんてなし。 ・ガソリンは日本の半分以下。 ・残業などなし。 なんじゃこれは、こっちのほうがずっといいじゃないか、 比べ物にならん。と思いましたね。 ということで、一般にいわれていることは、先進国の外国に 住んだことのない人が言っていることでしょう。あるいは 意図的に言っているのでは。 逆に言うとそれがカラクリです。今の生活に満足させるための。
お礼
ありがとうございました。 おっしゃるとおりですね。 う~ん。あくまでも全世界の中でです。 先進国の中でではないです。今回は。
- pasocom
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それは、とにかく「平和」である。ということに尽きると思います。 日本は戦国時代以降、江戸時代からはさしたる戦争もなく、内戦も起こらず、宗教テロもありません。日本に広く布教されている仏教は動物を含めた生き物の殺生を戒めています。戦後はいわゆる「平和憲法」のおかげで、どの国とも戦いを交えることなく過ごしてきました。 戦争や内戦が起こると国土が荒廃しますし、何よりも有能な若者が有益な科学技術や産業の進歩に貢献できず、ただただ人殺しとその訓練にエネルギーを費やすことになります。国の予算も平和的な産業の進歩に使われず、軍需一辺倒でむなしく消費されてしまいます。 現在中東やアフリカの国々はいまだ貧困にあえいでいますが、多くのくには国内外で戦争にかまけている状態です。 そのような状態で、社会が豊かになるわけがありません。
お礼
戦争は考慮に入れてませんでした。 確かに社会資本がズタズタになります。 内戦は論外でしょうね。 戦争一般だと勝つ場合があるからなんとも・・・ ああ、日本のケースなので。 マイナス要因にはなりますね。
- yodakii
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からくりというほどの事はないと思います。 日本の自然気候により、農耕に適し、豊かな稔りが得られます。 日本人の勤勉な(現在失われつつありますが)気質により、一生懸命働き築き上げてきた経済力が現在の「全世界の平均的な人より豊かな暮らし」に、つながっていると思います。
お礼
ありがとうございました。 前半はそのとおりでしょう。 で経済力がどのように生かされて豊かさにつながっているのか教えていただければ幸いです。
お礼
あえて、まとめさせていただきます。 1、世界通貨のドルに対してYENは安定しているので、対ドル上弱い通貨の国のものが安く買える。 2、高値安定の理由は、日本から買う必要のあるものが沢山ある。 3、工業製品(部品を含む)の品質が高く、YENの高値を支えている。 4、食糧や地下資源は、競争相手が多く、買いたたかれやすい。主な産業の国はYENに対して弱い。 5、内戦もテロも無く、YENが紙切れになる可能性は低い。財産として保持する国や会社や人が多い。 (今後の話として) 6、国内の生産基盤がどんどん空洞化していくとどうなるか。 さらにぐぐっとまとめると。 「YENの高値安定を支えているのはドル(アメリカ)と工業製品、それと政情安定。また、食糧や地下資源輸出に頼る国は通貨価値が低い。だから、一部の国々に対しものが安く買える。であるから、ありうべき通貨価値(=労働?)に比べて安く仕入れた産物により豊かな暮らしが出来る」 これでいいでしょうか。 また、後段の疑問につきましては私もわかりませんが・・・・・どうしましょう。貧乏国になりつつあるのでしょうか。 ・・・国内の資金力は下がっているが、まだプラスであると言うことではないでしょうか。 なお、この質問の動機は南北問題でした。その解決、貧乏国になったときの準備はいかにあるべきか。
補足
あと1週間開けておきます。