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決まったページ数に話を詰める方法
何年か漫画を描いてますが、未だに「決まったページ内に話を納める」のに苦戦しています。 描きたい内容から話の流れをどうもっていき、どのように始まって、見せ場はここで、最後は…というプロット段階では、慣れたせいかスムーズにいくのですが…。 設定によってはものすごく長くなったりしてしまいます。 個人の同人誌だと好きにページが決まられますが、投稿用や課題・合同などだとあらかじめ決まっているのですごく悩んでしまいます。 特にプロの方々は毎回ページ内に納めてるのが凄いです。 話を、規定内にうまくまとめるコツってありますか？ また、ページ数によって向いてる設定とかやはりあるのでしょうか？ （今は24Pの話に悩んでいます…）
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ネームに入る前に全セリフと行動を文章にした、台本のようなものをつくると良いですよ。 いったんばーっと書いて、後で脳内でコマ割りしながらその文章をページ分割していくと、何ページ足りないとか何ページ多いとかがわかります。 んで、規定ページにあわせて内容を増やしたり削ったりしていくのです。 いきなりネームだとページの増減にすごく手間がかかるので、その前段階で調整するっていうやりかたです。
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漫画３０年描いてて５年前デビューというダメ作家ですこんにちは。 もう100%、前のお二方のおっしゃる通りです！ でも、削っても削っても短くならない、削りたくない部分に悩む人は多いですよね。 そこで蛇足を承知で削り方のアイデア。 【1.オチを優先して諦める】 スキヤキを作ろうと始めたのに、美味しそうに見えるものをあれこれ買いこんでしまい、できあがったらわけのわからない料理になってた… なんてタイプの人がたまに居ます。 スキヤキ、つまり「落ちやテーマ」を決めたら、「合わないもの」「描写にページを食うためテーマより目立つもの」はあきらめましょう。 【2.構造から決める】 気に入ったセシーンや設定、つまりパーツを思いついてしまうと捨てられなくなるもの。 なので、描きたい内容を考える時点で骨組みを１枚のチャート図にします。 本筋から離れた展開は、ページが足らない場合項目名だけに省略。 (例えば、「そこへライバルが」の場合、ライバル自身の設定は別の流れですから、どんなに複雑で魅力的な設定だとしても「裏設定」として匂わせるだけにするのです) そしてチャートのメモをページ数でだいたい仕切ってから、改めてコンテを起こしてみて下さい。 【3.何ページ目でこれを言う、を先に決める】 漫画では「初めの３ページで事件を起こさないと読者は飽きる」というジンクスがあります。 起承転結のうち「起」で書き手側の都合で説明が長いと、読む方は飽きてしまいます。 ハイキングコース程度の予定なら、参加者が終点にたどり着く前に疲れきってしまわないよう、主催者は近くて楽な出発点や通過点を設定するべきなのと同じです。 (#1の方が仰る「特殊な説明の要らない設定」とはそういうことです) 全体の起伏を考えたら重要なポイントだけを先に配置して、その間を埋めるように考えていきましょう。
お礼
ありがとうございました。 作家さんの意見が聞けて光栄です。 今後の参考にさせていただきます！
- luke24
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設定を盛り込みすぎないことですかね。 マンガではありませんが、昔いろいろあって小説を書いていた事がありました。 あれもこれも…とどうしてもなってしまいがちだったのですが、 「このページ数・文字数でこの設定量だと足りないんじゃないか？」と思うぐらいで実際はちょうど良かったりします。 特殊な説明の要らない設定（世界観の設定が長くなるのなら、現代社会を舞台にする、など）にするか、シンプルな設定にするか… あとは舞台を限定することですかね。 例えば日本国内でも東京→大阪→名古屋と移動しなければならない話だと、場面転換だけでもかなりページ数をくいます。 ですので東京の、しかもひとつの街だけで展開させるとか… 長くさせるのは簡単ですが、プロの方でも短く簡潔にまとめるのが一番難しいと聞きます。 ぜひ頑張ってください。
お礼
ありがとうございます！ 実際物語を作られた方からのご意見が聞けて嬉しいです。 私もまさに「あれもこれも…」といった感じになってしまうので、寂しいですが削る努力をします（笑） ちょっと足りないくらいが丁度よいのですね。 詰め込みすぎず、見せるところは見せる！というのを目指したいです。 がんばります！ 貴重なご意見、ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 台本ですか！その方法はやったことがありませんでした… いつもは小さいノート（規定ページ数分）にざっくりとコマ割りしながら描いていました。 見せ場とか、ぺージをめくったときの流れに気を使いすぎてしまい増えてしまうので、文字にするとまた別方面から冷静に見れますね！ 是非やってみます！ 貴重なご意見、ありがとうございました。