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諺について
小学生用の国語の問題集を見ていたら、「三遍探して人を疑え」という諺が載っていました。私はこれを聞いたことがなかったので、インターネットで調べました。けれども、「七度尋ねて~」とか「十遍探して~」など似たものはいくつかありましたが、完全に一致するものはありませんでした・・・この問題集に載っている諺は、印刷ミスなのでしょうか?それとも本当に存在する諺なのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
印刷や著者の記述ミスの可能性もあると思います。検索したら「三遍回って煙草にしょ」っていう諺は出てきました。 しかしながら、ある諺が、存在するかしないかというのはどうやって判断すればよいでしょうか? ことわざや格言などは、「諺製作委員会」みたいなところが作ったり管理しているわけではなくて、人々が口コミで広めたり、だれか有名な人が使って書物やメディアで広まったりして定着したものですから、その諺が存在するかしないか?という疑問に答えるのは非常に難しいです。「聞いたことがない=存在しない」というのは当然成り立ちません。ここに書き込んだ誰もが知らなくても、他の場所にその諺を知っている人がいっぱいいるかもしれません。逆にここで一人の人が知っていたからその諺が存在するとももちろん言い切れません。では、何人知っていたら諺といえるか、という基準もありませんね。 諺辞典なんかに載っているかどうかを判断基準にするのが一番簡単ではありますが、逆に諺辞典に載っているものでも、その辞典を編纂した著者のみが知っていて他に誰も知らないものだってあるかもしれません。そう考えるといくら辞書に載っていたからといって、誰も知らないものを諺と言えるのか?という疑問も出てきます。。「三遍探して人を疑え」という諺を知っている人が他にいたとしても、その人が質問者様のと同じ問題集や、同じ人が書いた別な著書から覚えた場合は何人知っていようと存在すると言っていいのかわかりません。 諺によっては、辞書にまったく違う2種類の意味が載っているものや、意味は同じで似ているけれどたとえているモノや表現が違うものなど多数あります。本来その言葉を最初に使った人はひとつの意味や言葉で使ったはずなので、一方が間違って伝わった意味ですが、大勢が使うことでそれが市民権を得て、正しい意味になったりもします。編集ミスで載っている言葉が広まって、それが正解になることだってあるから余計複雑です。 まあそういうわけで、質問者様の疑問は、出版社に問い合わせる以外はないと思います。それで満足できなければ、「何をもって諺とするか?」という定義から始めて、伝承や古い書物を読み漁ったり、その問題集の著者に話を聞いたりと、大学で諺について専攻するぐらいじゃないと答えが出ない難しい問題でしょう。 受験などでも、出題者自身がしらないだけかもしれないので、あまりマイナーな諺は出ないようになっています。
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- outerlimit
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質問者の生まれ育った地域・年代は存知ませんが 昭和の頃にかなり一般的に使われていました
お礼
アドバイス、ありがとうございました。一般的に使われていたんですか!確かに諺は、地域や世代によっても変わってくるものですよね。
お礼
丁寧にアドバイスをしてくださり、ありがとうございました。諺の存在することの定義は確かに難しいところですね・・・出版社に問い合わせてみることにします。