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科目別偏差値から5科目偏差値を求める方法
統計について質問です。 科目別の母集団平均と母集団標準偏差と人数 のデータを使って、5科目の点数の合計の偏差値を求める ことは可能でしょうか? よろしくお願いします。
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どうでしょうかねえ、無理のような気がします。 例えば 「100点満点の試験、5科目を受験生が受けて、各科目の平均点と標準偏差は分かっている」 わけですよね? 単純な例として5科目とも 平均点50点、標準偏差10点、正規分布している とします。(まさに偏差値だな) ここで同一個人内で、各科目ごとの偏差値の相関の問題があると思います。 A 国語で偏差値60の人は、必ず数学でも、英語でも、社会、理科でも偏差値60だ。 偏差値40の人も、30の人も、全ての科目で必ずそうだ、というのなら。 (正の相関、相関係数=1のケース) 全体としてみて、 「平均点は250点、標準偏差は50点」 となります。素点で350点とった人の偏差値は70と判定できます。 B 国語で偏差値60の人は、数学は偏差値40になってしまう、といった負の相関があると。 「平均点は250点、でも標準偏差はかなり小さい数字」 になるはずです。 現実的には、AとBとの中間で、国語で偏差値60の人は、数学の偏差値は平均55くらいだ、といったあたりでしょう。 (1より小さい正の相関) となると、 「平均点は250点、標準偏差は50点よりいささか小さい数字」 になるはずです。 各科目間の相関が分からないと、「50点よりいささか小さい数字」が具体的にいくらになるのか、計算できないと思いますが。
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- sanori
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なるほど。 得点の分布が正規分布であることを仮定すれば可能です。 考え方は簡単です。 1つ1つの科目において、平均と標準偏差を元に、度数分布に復元します。 そして、5つの度数分布を(階級ごとに)足し算します。 これで、5科目合計得点の度数分布ができあがったことになります。 あとは、5科目合計での平均値と標準偏差を求めれば、そこから各階級(得点)における偏差値を算出できます。
お礼
ご回答をもとに、算出しました。 科目ごとの偏差値に比べ、やや高い標準偏差でしたが おおむね予想通りの偏差値を求めることができました。 ありがとうございました。
- sanori
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母集団を総じた統計値から偏差値を求めることはできません。 偏差値は、個々の受検者のものですから。
補足
早速の回答ありがとうございます。 科目別の母集団平均と人数が分かれば、5科目総計の母集団平均を求める方法はわかるのですが(科目別母集団平均点×当該科目受験人数を5科目すべてについて求めてその合計を5で割る)、偏差値については同じようにやるわけにはいきません。 求めたい偏差値は、500点満点のうち、X点獲得した時の偏差値です。個々の受験者の偏差値ではなく、点数に応じた偏差値を求めたいです。 統計学的に可能なのでしょうか?
お礼
sanoriさんの回答を参考に偏差値を求めました。 しかしmark-wadaさんのご指摘によれば、相関が分からないと、 より正確な偏差値が出ないのですね。 教科毎各点数の度数をもとに相関係数を求めると0.4~0.7の低い正の相関でした。 mark-wadaさんのご回答によれば、先に求めた偏差値は 実際の偏差値よりも高めに算出されるということになりますね。