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外資系総務

私は現在 転職を考えているのですが、その候補 のひとつとして外資系の総務を考えています やはり外資ということで日本企業との相違点が 何かありますでしょうか? 仕事の量、仕事内容、お給料、など知っている、もしくは 現在働いている方いたらお願いします。

みんなの回答

  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.1

外資系で働いている者です。 一口で外資といっても、会社ごとに企業文化は違いますので、一概にはいえません。IBMのように、ほとんど日本企業化している例もあれば、MSのように昔は日本人の好きなように経営していたのに、昨今はアメリカ流が何でもグローバルスタンダードだと思って、上が無茶を押し付けてくる会社もあります。ウィルコムのように米国投資ファンドのカーライルが親会社でも、投資ファンドは通信業には無知であることを理解し、会社経営は日本人に任せきっている会社もあります。(カーライルは、先日、ブルドック買収で世間を騒がせたスティールパートナーズあたりと比べると、ずっと良心的です) 一般的に言えば、 1)日本で成功する外資系企業は、日本の消費者の要求水準が非常に高いことや、ビジネス慣習がアメリカと違いすぎることを理解し、日本法人にフリーハンドを大きく与えたり、そもそも日本企業とのパートナリングを組んでいることが多い。逆に、なんでも自国流を押しつける会社は失敗する 2)M&Aや会社の合併買収は、日本企業よりずっと激しいと思ってください。そのたびに、組織や社風が変わります(困ったことに営業戦略まで変わっちゃうんだよね・・・) 3)仕事量は日本企業と変わりませんが、一人一人の責任が重く、重要な仕事をどんどん末端の社員に任せる傾向があります。いわゆる、ホワイトカラーの生産性が、日本は低いというやつです 4)無駄な会議や出張は行いません。いきなり電話会議やウェブ会議(電話会議とプレゼンをセットしたもの)の命令がふってきて、一気にその場で意思決定します。なお、SAASや鳥インフルエンザがはやるたびに、「出張禁止。全部、電話会議でやれ」という命令が飛んできます 5)社員を全く信用していないです。日本では、昨今、WinnyやPC盗難による情報漏えいが問題になっていますが、外資ではノートPCの管理は非常に厳格で、社員性悪説を前提にPCを管理してます。この点では外資のほうが意識が高いと思います 6)給料は一見高く見えますが、ボーナスがなかったり、退職金がなかったりしますので、全体としての比較が必要です。ただ、服装の自由度が高い(これは日本の夏では助かる!)、1ヶ月くらい有給休暇を取ったって文句を言わない上司が結構いる、英語なら敬語など気にせず上司に向かって言いたい放題ができるという環境に慣れてしまうと、もう日本企業には戻れません。 7)世界をリージョンと称して、いくつかの地域にわけた組織になっていることが多いです。日本が独自リージョンであるか、もしくはアメリカ直下であれば、比較的やり易いです。日本がアジアリージョンの一部であって、アジアのヘッドクオータが香港かシンガポールの場合、中国人の機関銃のような英語をたっぷり聞かされるでしょう。要注意なのが、オーストラリアが日本の上位に来ている会社です。米国側からすると、英語がそのまま通じるオーストラリアにリージョンのトップを置くのが組織上、良いかのように思われるのですが、これをやられると日本人は悲惨です。あの、よく言えばおおらかな、悪く言えば反応が悪く、お客様への態度がでかく、無神経で勤労の美徳など持ち合わせていないオージーの下に立つ日本人は、会社とお客様の意識のずれに、相当、苦しむことになります(なお、オーストラリア人は、米国人と比較し、結構人種差別的です。また、これは白人ならドイツ人以外はどれも同じようなものですが、仕事のためにではなく、権力闘争のために会社に来ているようなやつが、たくさんいます) 8)クビになるときは、本当に一気にクビになります。アメリカでは「明日から来なくていいからね」と言われて、荷物を抱えて出て行くまで、真横で監視されたりします。日本では最低限の法令順守ですが、それも有給消化と1月前の通知という法律上の要件を満たす以上の通知期間は与えてくれません(なお、社員がここでごねると、パッケージと称して割り増し退職金をくれます) 9)人の出入りが激しいです。私の会社の場合、ひとりの社員が会社にとどまる平均年数は2年です。いい人脈をたくさんつくってください。それが、次の仕事を見つける時に役に立ちます

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