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ヴァイオリンと調性

ヴァイオリンで弾きやすい調・弾きにくい調とよく響く調・響きの悪い調をランキングで教えて下さい。よろしくお願いします。 時代背景はバロック時代です。

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noname#192232
noname#192232
回答No.5

補足の件ですが, ヴァイオリンとヘ長調や変ロ長調との関係は分かりません。 バロック期に,どの調が多く使われているかは全体的なことは知りませんが, バッハでのヴァイオリン曲では♯も♭も4つまでです。 (1)無伴奏ヴァイオリンソナタ・パルティータ(全6曲) (2)ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ(全6曲) (3)ヴァイオリン協奏曲第1番 (4)ヴァイオリン協奏曲第2番 (5)ヴァイオリン協奏曲ト長調 (6)2つのヴァイオリンのための協奏曲 (7)ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番は♭ひとつ(ニ短調)の調号で書かれているのに 中身はト短調といったものもあります。(Es音は臨時記号で書かれています) 上記の主調を全て挙げると, (1)ト短調,ロ短調,イ短調,ニ短調,ハ長調,ホ長調 (2)ロ短調,イ長調,ホ長調,ハ短調,ヘ短調,ト長調 (3)イ短調 (4)ホ長調 (5)ト長調 (6)ニ短調 (7)ハ短調 意外とニ長調はひとつもないですね。ヘ長調や変ロ長調もありません。 ヴァイオリンの特性によって調が決まってしまうということはなさそうです。 コレルリとバッハの好みの違い…そんなこともあるかもしれません。 ヴィヴァルディを調べれば,また違った結果が出るかもしれません。

Tallis
質問者

補足

詳しく調べていただき本当にありがとうございます。 バッハが使ったヴァイオリンをメインにした曲の調性の件、大変興味深いです。開放弦の調なのにホ長調はいくつかあってもト長調が少ないですね。 コレルリはトリオソナタでは16の調全て調を使って書いていますがヴァイオリンソナタでは選定されたようで開放弦ト長調は一つもありません。 おっしゃるとおり作曲者の好みにもよるのしょうね。 そうであるとしたら彼が遂行推敲を重ねて出版したコンチェルト・グロッソには好みが顕著にあらわれているといえるかもしれません。 なぜならバッハと正反対の好みでニ長調・ヘ長調・変ロ長調が多いからです。なぜかト長調はこの曲集でもありませんでした。 バッハもコレッリもト長調ではあまり書いていませんが一般的にこの調は単調な響きに聞こえるのでしょうか?

その他の回答 (4)

noname#192232
noname#192232
回答No.4

弾き易さでは♯が1つ,または2つ付くと弾き易いです。 理由のひとつとして,1stポジションでの1の指の位置が他の弦と同じになるからです。 ギターのようなフレットがある楽器で言うと,♯がなければ1の指はE線だけが第1フレットで, 他のA線,D線,G線は第2フレットの位置になります。♯もたくさん付くと難しくなりますので, ト長調かニ長調です。臨時記号の点で短調よりは長調の方が楽です。 弾き難さでは,♭系です。♭が2つ以上付くと,開放弦の半音低い音, または,半音高い音が出てくるのが弾き難いです。 ランク付けは難しいですが,♯も♭も多くなると難しいです。ダブルシャープや ダブルフラットも出てくることになりますので。 大雑把に言えばハ長調よりはト長調かニ長調,♭系よりは♯系が弾き易いです。 響きの点では,開放弦の音(G.D.A.E)を多く含むニ長調が良いとされています。 「和音」「特徴」参照 特に主要三和音に注目 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E9%95%B7%E8%AA%BF 時代背景はバロック時代…とは,音律のことでしょうか。 ピッチは違いますがヴァイオリンの調弦は五度で合わせることには変わりがないと思います。 ヴァイオリンは都合よく平均律を使ったり,和音のところだけ純正律を使ったり, ピアノ伴奏の場合とか,弦楽合奏の場合とか,そのときの都合で操作してしまっています。 専門家は,このあたりのことは理論的に整理されていると思いますが…。 純正長3度の響きを重視した調律での鍵盤楽器を通奏低音に入れた場合, 旋律を重視した音程を取るのか,伴奏楽器との和音の響きを重視した音程を取るのか, 理屈を考えれば,これは平均律でも同じですが,曖昧さが出ると思います。

Tallis
質問者

補足

回答ありがとうございます。 コレッリのコンチェルトグロッソの通奏低音を勉強中ですのでその関係でバロック時代とさせていただきました。 ニ長調が最も響きがよいということがわかりました。ではそうなるとフラット系のヘ長調と変ロ長調の曲がこの曲集にはニ長調に続いて多くありますが これはニ長調との関係ででしょうか?

回答No.3

1)主音が、2)音階の固有音がすべて、 開放弦に一致する、数を調べて見ましょう 1)ト長調、ト短調、ニ長調、ニ短調、イ長調、イ短調、ホ長調、ホ短調 2)ハ長調、ヘ長調(これは微妙。導音を開放弦では弾かないでしょうから…)、ト長調、ニ長調、ニ短調 このあたりが弾きやすいと思います。 あとは ・短調より長調の方が弾きやすい(短調は増音程が出てきたり、上昇と下降で変化する) ・それぞの線で同じポジションが取れる(ト長調ではG線とD線でまったく同じポジションで弾ける) などでしょうか 一般的に#系の方が開放弦を多く使う→明るい響き ♭系→くぐもった響き でも、どんな調でもその調の特徴が出て、それぞれに魅力だと思います。

Tallis
質問者

お礼

ありがとうございます。 開放弦の調や長調は弾きやすく、シャープ系の調は明るい響きがするのですね。

  • tom0120
  • ベストアンサー率26% (367/1390)
回答No.2

追伸・・・。 弾きやすい調 ベスト1。(^^)/ ・ (A dur) ベスト2。(^^)/ ・ (D dur) ベスト3。(^^)/ ・ (G dur)

Tallis
質問者

補足

なぜA-durが一位で、G-durが三位なのですか? 詳しく知りたいです♪お願いしますm(__)m

  • tom0120
  • ベストアンサー率26% (367/1390)
回答No.1

よく響く調(ランキングは、不明) ・G dur。G moll。 ・D dur。D moll。 ・A dur。A moll。 ・E dur。E moll。 あたり・・・。 あとは、他の方。お願いいたします・・・(^^;

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