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水道管に防食テープを巻かないと内側が錆びるという話の信憑性について
実は今日水道屋さんから不思議な話を聞きました。内容はタイトルの通りなのですがそんな事があるのでしょうか。 詳しく書きますと石油給湯器に繋がっている給水用の鉄管の外側に防食テープを巻かないと管の内壁が錆びるという話です。その人は外側の錆が鉄管の内側に入っていくと言っていました。 個人的にはとても信じられないのですが経験から言っているのだとは思いますがこれは一体どういう事なのでしょうか。 あるいはもう少し深い意味でもあるのでしょうか。とても信じられないのですがどなたか仮説でも良いですからヒントをください。
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錆びるというのは金属から電子が離れることです。 ですから、金属が錆びたくなければどこかから電子を奪えばいいのです。 どこから取るか、それは内側外側どこでも構いません。金属なら電子(=電気)を通しますので。 外側の金属が錆びそうになった時に内側の金属から電子を奪って内側を錆びさせるということもありうると思います。
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- hroronD
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電気による腐食ですね。一般には外側の錆がひどくなって管自体が駄目になると言いたいのでは? 実際錆びた水道管は手で簡単に折れてしまうほどもろくなる事があります。 対策としては(1)非金属の材料を使用する。ポリブデンとか架橋ポリとかです。ただし露出する部分には向きませんが。(2)被覆された鉄管を使う。これは鉄管にビニールを被覆してある物で内面のみの物と内外面両方被覆された物があります。(3)防食テープを巻く。 等ありますが、それだけ電気による腐食は深刻と言うことでしょうか。ちなみに埋設されてる鉄管のほか、コンクリートとの接触があったり、アース線が接触しているのも駄目ですね。線路(電車)の沿線に家がある人は要注意です。
お礼
お礼が大変遅くなり申し訳ありませんでした。 あれから色んな人に聞いてみたのですがはっきりした答えは有りませんでした。本質問は錆を防ぐ方法ではなく表記の件を学問的に知りたかったのですが。 しかしこの質問を立ち上げてよかったです、色んな新しい知識を戴きました、有難うございました。 又何か分からない事がありましたらお知恵をお貸し下さい。
- masa2211
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内側が錆びると聞いてびっくりしました。 (外側が錆びないで内側が先に錆びるという意味にとったため。) はいはい、まず外側が錆びて、内側に錆が広がっていくわけですね。 意味わかったけど、それって内側が錆びると言うのかいな? で、近くに鉄道(=直流電源からの迷走電流)があれば特にマズいですが、 そうでなくても、土とコンクリートの境界部分も錆びやすい箇所です。 詳しくは、「マクロセル腐食」で検索してみてください。
お礼
マクロセル腐食、いろいろ検索して見ました。 それ自体は納得ですが質問の件はどうも・・・ いろんなサイトも調べてみたのですが完全に納得できた訳では有りません。でも皆さんのおかげで色んな知識が得られました、ありがとうございました。
- Cupper
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電気腐食のことですかね 理科の授業で電池の実験をしたことはありますよね。 電極に使用した亜鉛板が腐食してボロボロになったのを覚えていませんか。これを電気腐食と言います。 これと同じことが長期間に地中に埋まっている水道管でも起きるんです。 近くに鉄道があったり大容量のモーターを使用している工場などがあると、そこから漏れた電流によって水道管が腐食するのです。 大きな水道事業体がそれなりの設備(電気防食)を用意して腐食を防いでいますが、小さな水道事業体や設備を使用できない(設置していない)地域では水道管に絶縁テープやポリエチレンシースを巻きつけ絶縁を行ないます。 実際に電気腐食によって大きな水道管が破裂する事故も数年に一度くらいの割合で起きています。 水道管の外から錆が内部に入る・・・は、この電気腐食を分かりやすく説明するために使った表現と思いますよ。 あるいは、水道配管の外面や内面は塗装されていて簡単には腐食しないようになっていますが、配管をつなぐ継ぎ手やボルト/ナットなどは防食の塗装がされていません。 そのためそこから腐食して配管の中まで腐食が進むと言いたいのはないでしょうか。 ※それなりの設備(電気防食):漏れ電流に対して水道管に逆方向の微弱な電流を流して地中で電池状態にならないようにする設備
お礼
お礼が遅くなりました。丁寧な説明ありがとうございます。 電気腐食の件は分かりますが外側が錆びると内側も錆びると言う理屈が理解できなかった物ですから・・・ 外側から徐々に錆びていき間壁が薄くなって遂に漏水する、と言う事を水道屋さんなりの表現で説明したのでしょうか。
- keiwa
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水道用鉄管を地中に埋設する時、防蝕テープを巻けば腐蝕しにくくなります、内側までが錆びにくくなるとは思えませんが・・・・ 鉄管の内部はライニング鋼管を使用すれば内部は錆びにくくなりますが、継ぎ手部分が錆びるためそこから錆が進行していきます。 当然ながら継ぎ手部分にも防蝕テープを巻くので、そこから内部に錆が進行しないと云っているのかも知れません。
お礼
早速の回答有難うございます。 実は防蝕の話は継ぎ目の部分ではなく管の途中の話だったのです。 管の外側が錆びると内側も錆びると言われました。外の錆が正常な鉄管の壁を通して内側に入っていくと言っていました。
お礼
理論的な回答有難うございます。 やはりそういう事なのですか?でも外側の電子が奪われた場合水の中の何らかのイオンから電子を補給して内側が錆びるのを防ぐなんて現象は起こらないのですかね。 実はボイラーメーカーの技術者にも聞いたのですが明確な答えは得られませんでした。今回は重要なヒントを戴き有難うございました。