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シールドマシンの現在地、方向の把握

トンネル掘削などで使われるシールドマシンは、目標物も目印も何も無い地中の中でどうやって進むべき微妙な方向や傾斜を割り出すのでしょうか? 近所でトンネル工事をしていて最近そのトンネル(2.5km位)が貫通した様で、貫通予定位置より左右に10cm程ずれた程度で、その精度の高さに驚きます。 地中でいったいどうやって方向や傾斜を決めるのでしょうか?

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  • char2nd
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回答No.2

>レーザー光線を目標物に照射して、そこをめがけて掘り進むという事ですか?レーザーは地中を貫通するのでしょうか?  そうではなく、レーザー測定器を発進側の立孔内に設置し、シールドマシンや推進機のレーザーターゲットに照射することでマシンが所定の方向・傾度を保っているかどうかを監視するのです。  曲線推進の場合は、マシン自体に装備するジャイロコンパスに頼ることになりますが、大口径推進工法やシールド工法の場合は中継器を使うことで監視が可能です。  位置に関しては座標管理により1ミリ単位での管理が可能です。現在の土木工事では、道路の中心線なども全て座標で管理します。土地の境界杭なども徐々に公共座標により管理に切り替わっています。これらの座標を割り出すための各種基準点は、全てGPSによりその位置が管理されています。このときに使われる機器類は恐ろしく精度が高く(±10mm程度)、専門の業者でなければ扱えない代物です。 http://www.ngsc.co.jp/products/sokuryo/ns2000.htm >計測器とは具体的にどの様なものでしょうか?  色々ありますが、このようなものです。専用の三脚に取り付けて使用します。 http://www.sooki.co.jp/item/15/ldt50.html

negimizo
質問者

お礼

再びのご回答ありがとうございます。 リンク先のページをいろいろ拝見させていただきました。 それにしてもGPSの精度が±10mm以内というのは恐ろしいですね。 日本のシールド技術は世界一と言われるのがなんとなく理解できます。 とても勉強になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • char2nd
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回答No.1

 推進工法やシールド工法の場合、レーザー光線などを使用した計測器により非常に高い精度で方向を制御しています。  現在だと計測器を設置する位置はGPSで管理できますから、以前に比べれはかなりの高精度でしょう。

negimizo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >レーザー光線などを使用した計測器により非常に高い精度で方向を制御しています。 レーザー光線を目標物に照射して、そこをめがけて掘り進むという事ですか?レーザーは地中を貫通するのでしょうか? GPSも昔に比べれば誤差は少なくなりましたが、数メートル程度の誤差は出るようです。 計測器とは具体的にどの様なものでしょうか?

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