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少子化が学力低下に影響することはないか?
近頃、子供を持つということについて、二極化しているように感じます。 少子化と言われますが、20歳そこそこで産む人というのも案外多いように思います。 こういう人たちは、最終学歴が高卒以下が多いと思います。 一方、高学歴でキャリア志向の人たちは、特に女性の場合、結婚しない、子供を持たないという人も少なくありません。 優秀=学歴ではないとは思いますが、平均すると、高学歴の人の方が学力という面では上だと思います。他の面では別の結果だと思いますが。 こう考えると、今の現状では、学力面で強い遺伝子よりも、学力面で弱い遺伝子が多く残ることになると思うのですが、これが未来の国民の平均学力低下に影響することはないのでしょうか? 単純に生物学的にどうなのだろうと思った質問であり、学歴がどうこうということを言いたい質問ではありませんので、誤解しないでいただけるとありがたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
学力が遺伝子に左右されるとして、また質問者さんのような学力や学歴、出産の傾向があるとすれば、起こりうるのではないでしょうか。 集団遺伝学の話が先に出ましたが、実際に結婚出産となると、無作為な交配、出産を前提とできないと思います。そもそも高学歴(=高学力として)の人が子供を生まないのですから。また人間の場合、その他の生物のように遭遇が完全な偶然ではないとおもいます。それは遭遇環境の限定性、人為の介入が存在するからです。 また無作為交配、出産に関して制限ありとすれば、これは集団遺伝学の問題でよく持ち出される致死遺伝子のように考えれないでしょうか。遺伝子頻度が0にはならないけれど、減る、ということになるのではないでしょうか。あくまで高学力の遺伝子が劣性の場合ですが。 ただ他の回答者様も仰っていることですが、実際の学力や思考能力は環境にも左右され、遺伝的には環境因子は遺伝しないので、顕著にこれが現れることは無いと私は思います。逆に学歴に関して言えば、親の学歴による経済格差が、子供に継がれ、経済格差・学歴格差が助長されるということになると思います。 以上のことを踏まえると、学力低下を助長させるのは、遺伝的なものもあるかもしれませんが、経済格差による教育への脆弱性や、ゆとり教育などの(ゆとり教育が悪いとは言いませんが)国などによる教育方針の変化のほうが影響が大きいと思います。
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- stripe-k
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IQに関しては、下記の記載が参考になるかも・・・ IQは、遺伝的要因があることは間違いないと思います。 しかし、IQに限ってみてもどの遺伝子がどのように関与しているかは全く不明です。 極論すれば、「IQが高い夫×IQが高い妻の子供はIQが低い」ということもあるし、その逆もあるので、集団遺伝の法則を無理やり当てはめれば、次世代のIQの低下はないことになります。 「あくまで個人的には」、IQの高い女性がたくさん子供を産んでくれると集団としてのIQが高くなるような気がします。
こういう問題ははっきり言って答えが出せないのではないかと思います。そもそも学力という言葉にも矛盾した要素が含まれています。つまり普通の意味の学力というのは他の人が考えている通りに動けるような理解力のことであって受験勉強でよい点を取る能力のことです。しかし学力低下が心配されるときの学力は自分で新しいことが考えられるという創造力のことで国の運命を決めるのはこの創造力だと思います。現実は後者の意味で学力が高い若者は受験勉強ではむしろ敗者とされてしまうことがほとんどだと思います。このことと少子化との関係というのもものすごく難しいと思います。少子化によってうまれてもよかった子どもが生まれてこなかったと考えれば文句なく学力は低下するでしょうが学校の勉強が嫌いで早くから子供を作る人が社会の大部分を占めるというような事態はあまり現実性がないとも思います。
- GIBSON24
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どうなんでしょうね。自分も興味深いです。 自分が考えるには学力は遺伝しないとは思いますけどね。 遺伝子よりもそういう親が育てる子供の生活環境に問題があると思いますよ。
高学歴の子が優秀だとは限らないですし 低学歴の子がバカになるとは限らないです。 学力は遺伝より環境で決まるもの、成長するものだと思います 高学歴が子供を持たないケースはそんなに多いのでしょうか?