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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:良い子の元はストレス解消でしょうか?)
良い子の元はストレス解消でしょうか?
このQ&Aのポイント
- 小2発達障害児の母が夏休みに実家に里帰りしたことで、子供が聞き分けが良くなった。
- 子供は実家で小言を言われずに自由に過ごせたため、利口になったのかもしれない。
- 祖父母の甘やかしは良くないが、聞き分けの良さを見て甘くするのも考えてしまう。
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質問者が選んだベストアンサー
発達障がいは本当は問題ではありません。 日本の過度に競争的な学校教育と貧弱な福祉水準が、さまざまな2次障がいを引き起こしているのが問題なのです。 時期には個人差がありますが、誰でも乗り越えるべき発達課題の順番があります。 特に重要なことが、幼児期におけるベーシックトラスト(基本的信頼感情)です。 「人間は信じるべき存在なのだ」という実感が不足すると、打算的な見方が身に付いたり、精神的に不安定になりやすいものです。 特に、発達障がいをかかえていると、周囲から「ダメな子」「手の掛かる子」という目で見られがちですので、「健常児」以上に意識的に肯定的な見方をしなければなりません。 これを「甘やかし」と呼ぶのは似ているようでちがうと思います。 驚くような進歩も、それほど驚くほどでない進歩も、ていねいに「成長したね」「できるようになったね」と評価してあげましょう。 そして、まだまだトラブルは続くと思いますから、「こんなことをするのはきっと何か理由がある」というスタンスで、よく本人の言い分を聞いてあげてください。 その結果、大人の側は本人の未熟さとそれを乗り越える方向をつかめると思いますし、本人は、「言い分を聞いてくれる」という満足感とコミュニケーションスキルを蓄積させることができるでしょう。 「聞き分けがよい」と言い方は、実は大人の都合です。 そのような見かけにこだわっていると、一生懸命表裏のある人間を育てることになりかねません。 「自分の考えをちゃんと説明できる」(したがって時には大人に反論する)という目標をお持ちになると良いように思いますので参考にしてみてください。
お礼
お礼遅くなって申し訳ありません。 本当におっしゃる通りですね。ずる賢い子供に育ててしまうところでした。 そういえば、最近休みでのんびりしていたせいか、子供の話を良く聞いていたように思います。 また、本などを参考に「こんなことをするのはきっと何か理由がある」ということに気をつけて接するように心がけ始めたところです。 結局今までの気になる行動も言動も私の力不足だったのかもしれません。 何よりも本人に不安を与えないのが重要ですね。 私の都合に合わせさせていたかと思うとなんだか申し訳ない思いです。 もっと日々努力して行こうと思います。今回頂いたアドバイスでなんだか心が洗われる思いです。 大変参考になりました。ありがとうございました。