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ニクロム
ステンレスなどは オーステナイトを急冷するとマルテンサイトに相転移しますが ニクロム(Ni80Cr20)や鉄クロム(Cr25Al5Fe70)なんかでも 相転移は起こるのでしょうか 相転移の基本も分かっていない初心者ものですが宜しくお願いします。
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- aster
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回答No.1
ニクロム(Ni80Cr20)や鉄クロム(Cr25Al5Fe70)合金では、分からないのですが、ニッケル・ティタン合金(NiTi)で、成分比が1:1程度のものが、最初に見出された「形状記憶合金」です。 この合金は、低温状態では、マルテンサイト martensite 結晶構造で、そこで変形を加えた後、温度を上げて行くと、相転移 phase transition が起こり、一定温度で相転移が完成すると、オーステナイト austinite 構造になり、元の形状に戻ってしまいます。 ニクロムや鉄クロムについては、よく分かりません。 検索しても出てこないので、相転移などはないのかも知れません。また、そのような結晶構造を取らないのかも知れません。(スティール合金では、この二つの結晶状態の話はよくあるのですが、他の合金では、無知のため、知りません)。 参考2の用語集の「相変態」を参照してみてください。 >UW-Madison MRSEC >http://mrsec.wisc.edu/edetc/memmetal/ >ロボット工学者のための材料用語集 >http://staff.aist.go.jp/h.arai/robotics/jrsj95_mat_dic.html