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プラスチック種類の違いによるにおい付着
金属のほうがプラスチックよりのニオイがつきにくく、付いたニオイの放出も少ない気がするのですが、同じプラスチックでも種類によりニオイの付着や付いたニオイの放出度合いが違うのでしょうか? 例えば、ABSやPSと、PP、アクリルはニオイの付き度合いが異なるとか、ニオイ放出も違うとかいうことはあるのでしょうか。 喫煙室においてある金属製品にはニオイがつきにくく、プラスチックの製品にはニオイが結構付いている気がするのですが、これってどういう原理で付着するものなのでしょうか。また、鼻で嗅いで臭うということは、吸着したものを放出しているということではないかと思うのですが、どのようについて、どのように離れるとかのメカニズムってあるのでしょうか。 ニオイがつきにくいプラスチックで物作りしたいと思っています。何か参考になることがあれば教えてください。よろしくお願いします。
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- Scull
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分子構造の違いによるものだろうと推察します。 金属は基本的に「結晶構造」ですから、物質内に何物も取り込めません(基本的には。中には水素吸蔵合金という物もあります)。 プラスティック類は重合化合物ですから、分子構造は複雑で、分子内部に空間を持ちます。つまり、内部に臭い分子を取り込める、と思うのです。当然取り込んだ物を放出したりもするのではないかと思いますし、分子構造の違いによって性格が異なるだろうと思います。 食器などに多く使われるポリプロピレンなどは、どうも臭いを吸着しやすいのではないかな、と思うのです。 一方、スチロール系樹脂、ポリスチレンやアクリロニトリルスチレンなどは臭いの吸着が少ないように感じます。 あくまでも個人の「感じ」ですので参考程度に。
- nitto3
- ベストアンサー率21% (2656/12205)
臭いが付着するのは静電気によるものと思います。 したがって極性の強いプラスチックは金属に近くなるでしょう。 ポリエチレン、ポリプロピレン、など極性の弱いものは静電気を帯びやすいのです。 静電気ですから湿度が高くなったりすると再放出するのかな。
補足
極性の高い樹脂には極性の高い臭気が付着する気がするのですが。 それって静電気の影響とは別のところで効いている気がします。 静電気の影響もあると思うのですが、どちらの影響が大きいのでしょうか?
補足
分子空間に取り込むということは、活性炭とかの吸着のようなものですか?