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マンションでの床暖房施工について
マンションリフォームで床暖房を検討しています。 諸々の条件から、電気のパネル式床暖房を導入しようと考えています。管理組合で床材の防音レベルの規定があり、適合する床暖房用の素材も選択しています。 パネル式床暖房施工の場合、バネルがない部分はレベルあわせで何らかの下地が必要だと思うのですが、現在相談している工務店からは、合板を使用すると聞いています。 色々検索していたら、床暖房の周辺にダミーマットや、周辺マット等を設置するというケースも掲出されていました。 そこで、心配なのは、規約の防音レベルの床材を使用していたとしても、その床材をRCの直貼りではなく、合板の上に設置した場合、防音レベルが落ちるのではないか?と、いうことです。 ちなみにRCは200mmだったはずです。 合板施工するとどのような影響があるのでしょうか? 防音レベルが落ちる場合、どの程度なのでしょうか? 合板より、マットのほうが良いのでしょうか? その場合、工務店にはどのような素材と依頼したら良いのでしょうか? 床暖房を是非設置したいのですが、近隣トラブルは避けたいので、是非教えていただきたく、よろしくお願いします。
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元建材メーカーで床暖房の担当をしていました。マンションリフォー ムで 床暖房の設置は色々と問題点が多いものです。 遮音性能も もちろんですが 今現在 RCに遮音性能がある床材を直貼りしてい る状態なのだと思うのですが 電気式床暖房パネルの厚みが多分12ミリだと思いますが 12ミリ床材が上がって ドアなどの開閉は大丈夫です か? 12ミリ+床材14ミリ=26ミリはかなりの段差です。 多分手前で斜め処理の見切りなどで対処することになると思いますがどうですか? まず 一番の問題点はこの部分だと思います。 このような段差の 問題があるので よくフイルムタイプの電気式床暖房を使うことも ありますが この場合 スラブに熱が取られてしまい 温まりが悪い 場合もあります。 ガス温水式と違い沢山のメーカーが販売しているの でメーカーとしてもどのくらい温まるのかは試験していない状態です で 質問にありました 遮音性能のことですが NO1さんが答えていた 通り 合板で床暖房の廻りは埋める形になると思います。ダミーマット は ガス会社が発売している温水式床暖房での使用になります。 温水マットと同じ素材を使うことにより 合板より少しやわらかいマッ トとの違和感を消すためです。 あと周辺処理に合板を張った場合です が メーカーで色々と試験をしてきましたが ちゃんとした施工がされ ていれば問題はないと思いますが 正直わからないというのが本音です たとえば ジュータンや床材などを剥がしたあと ちゃんとフラット状 態でない上に 合板を張って 微妙な空気層などができて 音が太鼓状 になったりするおそれもあります。 遮音性能の保障はあくまでもスラ ブ150ミリに貼った場合の性能基準ですから それ以外の場合はメーカ ーなどはまったく保障がないのが現状です。 リフォームの多くはその ような問題にぶち当たります。 ですので 正直マンションでの床暖房 のリフォームがほとんどないのが現状だったりします。 新築マンショ ンではガス会社のがんばりで当たり前の床暖房ですが リフォームでは ガス会社ですら 難しい問題がある状態だと思ってください。あと 工務店さまも結構 マンションでの床暖房を設置したことがあるところ が少ないと思います。 メーカーに問い合わせてからできないとしる ところも沢山ありますよ。
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- uni816464
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NO2です。 徐々にならしてもらえると、廊下とリビングの床面の面が揃って、事実上傾斜があったとしても、見栄えとしては良くなるのは嬉しいと思っています。 と書いてありますが 斜めになると確かに見た目的にはよいかもしれ ませんが ものや家具を置くときに問題が発生する場合がありますの で重々気を付けて判断してください。 ただ、この施工も、太鼓状(こう言うのですね)の可能性が増えないか少し心配です。 このような施工方法は、よくあるのでしょうか? →実際的な話ですが 私は約7年間大手建材メーカーで床暖房の担当してきましたが マンションリフォームで床暖房を設置する現場はほとん どありませんでした。 あった場合は やはり床暖房の以外の周辺は合 板で接着剤とスクリュー釘でしっかりと施工していました。 問題の遮音性ですが、太鼓状の説明、非常によくわかりました。 正に、この部分を心配していました。 ただ、コンクリート面がフラットで、ちゃんと施工されれば、かなりの確立で問題はないということですよね。 →多分 ないと思います。 この点が明らかになって、有難かったです。 スラブが200ミリの場合、150ミリより防音性は増すと考えてよいのですよね? →大体 150ミリでL-45 だと 200ミリでL-40 という試験結果 で 遮音性能は1ランク性能が上りますといわれています。 あと、電気パネル式であっても、周辺のレベルあわせには合板よりマットを使用したほうが防音性という点では良いのでしょうか? →これについては 合板でも別に変わらないと思います。できれば 素 材は統一されていた方がよいと思います。 逆に、マットにすると床が沈みすぎたりのデメリットがあり、後々のことを考えると、合板のほうが良いのでしょうか? →すごく沈むことはないのですが 多少違和感がある程度はあると思い ます。 前回は書きませんでしたが 一度 床暖房のメーカーにマンションで のリフォームの場合の使用例などがあるのか聞いてみるとよいですよ。 私が勤めていたメーカーでは マンションでの電気式床暖房使用はほと んどないのが現状でした。 とにかくいろいろと大変なのが現状です。 施工面での段差などを解消するのであれば フイルム状の床暖房の方が 遮音性能も施工も簡単だと思います。 インターネットで フイルム 床暖房と検索するとたくさんのメーカーがあります。 だいたいどこも 性能は同じような感じです。 一度こちらも検討してみるのはよいかも しれませんよ。 厚みは1ミリくらいなので 段差は大丈夫ですよ。 http://www.netdear.com/detail/04132/00024.html このサイトはあくまで例)です けして良いメーカーというわけでは ないです。
お礼
詳しく教えていただき、本当に有難うございました。 頂いたコメントを参考に、検討していきます。
- s-e-kun
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大工の棟梁をしてますが建築士ではないので詳しくは説明できませんが多分RCにコンパネを直張りしてその上にフロアーを張るのだと思います。 多分騒音としては十分クリアーできると思います。 有名なマンションを建ててる建設会社のマンションの仕事をしたことがありますが似た様な施工方法でした。 また床暖にする事によりフロアーも乾いたりして床が動きやすくなるので大工としてはコンパネに貼る方をお勧めします。 マット等に貼るのであれば多分フロアーはボンドで止める程度ですが、コンパネの捨て貼りをすればボンドと併用してフロアータッカー等での固定も出来るので。
お礼
ありがとうございました! 当初は素人考えで、コンパネを張る分、厚みが増すので防音レベルも上がるに違いない、とポジティブ解釈していたのです。 が、これまた素人考えで、防音床についてるフワワフのクッション部分は、RCの直張りだからこそ防音効果が出るのであって、コンパネの上に張ったら逆にコンパネがRCに直接響いて防音レベルが下がるのでは…と、不安になっていました。 お陰さまで不安が解消されました。 リフォームするなら、是非床暖房とずーっと願っていたので、前向きで検討していきます。
補足
詳しいご説明を有難うございます。 そうなんです。 12ミリの電気パネル式を使用予定で、段差の問題は出ています。 斜め処理の見切りで対処するかどうかは、床をめくってコンクリート面がフラットであり、可能な状況なら、徐々に合板の厚みを変えてならしていくと言われています。 徐々にならしてもらえると、廊下とリビングの床面の面が揃って、事実上傾斜があったとしても、見栄えとしては良くなるのは嬉しいと思っています。 ただ、この施工も、太鼓状(こう言うのですね)の可能性が増えないか少し心配です。 このような施工方法は、よくあるのでしょうか? ちなみに、ドアの問題は、クリアにしてもらうことになっています。 問題の遮音性ですが、太鼓状の説明、非常によくわかりました。 正に、この部分を心配していました。 ただ、コンクリート面がフラットで、ちゃんと施工されれば、かなりの確立で問題はないということですよね。 この点が明らかになって、有難かったです。 スラブが200ミリの場合、150ミリより防音性は増すと考えてよいのですよね? あと、電気パネル式であっても、周辺のレベルあわせには合板よりマットを使用したほうが防音性という点では良いのでしょうか? 逆に、マットにすると床が沈みすぎたりのデメリットがあり、後々のことを考えると、合板のほうが良いのでしょうか? とにかく、疑問や不安に思っていた点がクリアになりました。 ありがとうございました。