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難聴と聴力検査について
難聴と聴力検査について教えてください。 聴力検査では、いつも、よく聞こえているよ、言われますが、実生活で、空調や雑音があったりすると、会話を聞き取ることが不可能となります(話している声、そのものは何となく聞こえていますが、聞き取りに苦労をします)。 聞き取りの鈍さを識別する検査はないのでしょうか?
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前の回答者の方は「専門家」と書かれていますが,ちょっと領域違いの方ではないかと危惧しております。 確かに難聴になると,質問者のように雑音下ですと聞こえにくい,集団の中で相手の話を聞くことが難しいという症状を訴える方がいらっしゃいます。 また,感音性の難聴の方は,特に「音は聞こえるが(音があるかないか,on/offはわかるが),何を言っているかはわかりにく」とおっしゃいます。 おそらく,質問者の方はそのような状態でしょう。 この症状から考えれば,おそらくは加齢による感音性難聴ではないかと思います。そして,そのような診断の場合は,補聴器が一般的には推薦されます。 しかし,検査法としては,ちゃんと耳鼻科でやっています。多くの市内の開業耳鼻科では実施していないことが多いのですが,総合病院の,特に「補聴器キーパーソン」や「補聴器外来」を設けている耳鼻科,あるいは「言語聴覚士」を配属させている耳鼻科では,きちんと検査を行っています。 まずは,標準聴力検査をお受けになって下さい。 保険点数400点で,骨導閾値を測ってもらえます。 気導の閾値と骨導の閾値が離れていれば,感音性難聴を疑います。 続けて,標準語音聴力検査(ことばのききとり検査)を受けます。 これも400点です。時間がかかりますが,数字や単音の聞こえ方を検査します。先の標準聴力検査の結果と見比べて,聞こえにくさが内耳の障害なのか,内耳以後(後迷路or中枢性)の難聴であるかをある程度見極められます。SRTという値と平均聴力検査の結果に差があれば,後迷路難聴を疑います(内耳では聞こえているが,大脳の言葉の弁別力が落ちているかどうかを調べる)。 また,単音の聞こえ方検査の結果でロールオーバーという結果があれば,感音性(内耳性)の難聴が疑われ,補聴器の効果を余り期待できないと言うこともある程度,予想できます。 加えて,耳音響放射(OAE)検査を受けてみましょう。DPAOEであれば,300点。内耳自体の健康度がわかります。 もし,お若く,さらに内耳性の難聴が疑われる場合は,CTやMRIで内耳の画像を撮ります。まれに内耳に水が溜まり,ふくれて行くことで進行する難聴,前庭水管拡大症があります。これらの場合はその対処について,画像を見ながら専門医の診断を仰ぐべきです。 また,めまいとの合併,吐き気を伴う難聴など,様々な病態が考えられなければなりません。それらの症状によっては,投薬によって,若干の改善もある場合もありますから,早めに耳鼻科医にご相談されるのがよいかと思います。
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- tkd0403
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実際、私は大昔以下のような試験を受けたことがあります。 ただ申し訳ないのですが、 それが私の会社の環境だったか、病院だったかを思い出せません。 在ることだけは間違い有りません。 その環境とは以下のようなものです。 被試験者と試験者が別のボックスに入り、 試験者の言う言葉を被試験者が繰り返すというものです。 使われる単語は、アクセントにより別に聞こえるものが用意されています。 例えば、「橋」と「箸」というのではなく、(魚の)「たなご」と「卵」みたいな。 そして(多分ですが)どの言葉がトンチンカンだったら何処が悪いというように確認表があるのではないでしょうか。 当然にして、ハッキリ聞こえるまで音量を上げてゆくなどの調整もあります。 通常の検査、1kHzと4kHzのサインウェーブでは聞こえるか否かですが、 聞こえるという人でもこのテストでは「了解度」が試されるので ハッキリ聞こえなければトンチンカンな結果が出ることとなります。 実際には、右耳が4dB標準より落ちている、等と診断されます。 もちろんご存じのように、音が聞こえるのは耳の機能ですが、 それを解釈して言葉と識別するのは脳が行います。 よって、トータル的に検査が出きるということになります。 私も難聴で、丁度人と会話する帯域が4dB程落ちています。 先生からストレプトマイシンみたいな薬を常用したことはありませんか、と聞かれたものです。 原因は分かっていますが、これ以降は割愛します(テーマがそれるので)。 以上ですが、 肝心な何処に行けば検査して貰えるかを言ってやれないのが申し訳在りないのですが、 在るということだけは間違い在りません。 他の方も同じ経験をしていると宜しいのですが。
お礼
回答ありがとう。 詳しくわかりました。
ハッキリ言いますが、耳鼻科等による検査は皆無です。また、補聴器専門店へ行っても同じことです。全て、音による検査のみです。耳鼻科か補聴器専門店などで検査を受けた上で、生涯に渡って補聴器を利用するしかありません。
お礼
回答ありがとう。
お礼
回答ありがとうございます。 内耳性の難聴のようです。