栄養学の観点からすれば、アルコールはダイエットには正に“天敵”です。まず、人が“太る”と言うことは日々体が消費できるカロリー(最低2,000Cal)以上にカロリーを摂るということは周知だと思います。つまり、カロリー=体重となります。この世の中にカロリーを含んでいるものと言えば、炭水化物、たんぱく質、脂肪、あと、アルコールです。アルコールがカロリーを含んでいる以上、ダイエットには逆効果だと思います。しかも、適量の炭水化物、たんぱく質、脂肪(あと、ビタミン、ミネラル(カルシウム、塩など)、水、全部で6つ)は人間が健康で生きていく上で“必ず”必要な栄養要素ですが、アルコールは残念ながらまったく必要ない、それどころか健康に害をもたらしかねない、真の“天敵”です。一番最悪なパターンが、アルコールでカロリーを摂りすぎたので特に、炭水化物、たんぱく質を控えよう。。。とするのはダイエットどころか健康にもよくありません。
普段、あまり食べ過ぎないようにとか脂肪分や糖分をあまり摂らないようにとかと気をなさっているなら、アルコールも結局のところ同じ考えでいいと思います。さらに詳しく言うと、炭水化物とたんぱく質はそれぞれ1グラムに4カロリー、脂肪は1グラムになんと9カロリー、アルコールも1グラム(=1ミリリットル)に7カロリーと、それぞれ同じグラムの量でもカロリー分がちがいますので、脂肪やアルコールは少量なら大丈夫。。。と思われない方がいいです。ただ、人間、たまのやけ食いややけ飲みでは太りはしないし(毎日の積み重ねがあっての“太り”だと思います)、体質によってはいくら食べても飲んでも太らない人も事実いますし、また、たまに飲まないとやっていけない。。。と思うのであれば、“適量”であるならさほどダイエットにも健康にもは差し支えはないと思います。
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