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インシュリンというのはダイエットの敵なのでしょうか

インシュリンというのはダイエットの敵なのでしょうか?

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noname#223065
noname#223065
回答No.3

 もしかすると、「糖質を摂ると血中にブドウ糖がどばっと出て、インシュリンがどばっと出て、体脂肪に変えてしまう」といったような話からのご質問でしょうか。つまり、「体脂肪はインシュリンがブドウ糖から作る(、だから糖質さえ避ければ大丈夫)」といったような。糖質ダイエットでよくみる話です。  もしそうであれば、大嘘です。インシュリンがなにをしているか、多少正確に説明してみます。 1.糖質を摂取する(ブドウ糖になるものを摂取) 2.ブドウ糖まで分解されて血中に取り込まれる(血糖値が上がろうとする) 3.インシュリンが出てきてブドウ糖の取り込みを始める(血糖値を下げようとする) 4.ブドウ糖がグリコーゲンに変えられて肝臓や筋肉に蓄えられる(グリコーゲンはブドウ糖の体内貯蔵用の形態) 5.肝臓や筋肉に蓄えられる量(1500~2000kcal)以上のブドウ糖は脂肪に変わり、脂肪細胞に蓄えられる(体脂肪になる)  2~4の段階でも血中のブドウ糖を直接消費したりしますが、大勢に影響はないので割愛します。体重、特に体脂肪を考えるときには、グリコーゲンになる分を考慮しないと間違います(そしてよくある間違った俗説ではグリコーゲンを無視している)。  要は、必要量の糖質は体脂肪にならず、余った分だけが体脂肪になる、という点が大事です。よくある「インシュリンが出てブドウ糖が体脂肪になる」という説明は、余剰のカロリー分だという点を意図的に無視しています。余剰分が体脂肪になるという点では、体を作る材料とされる脂質もタンパク質も同じです。三大栄養素(タンパク質、脂質、糖質)のどれも、必要以上なら体脂肪になるのです。  それでも糖質に関していえば、血糖値は一時的であってもあまり上げないほうがいいということはあります。それは血糖値が高い間(血中のブドウ糖が多い間)は、神経や体内組織に負担をかけやすいということがあるからです(短時間の糖尿病と考えても可)。  ですので、血糖値が急に上がるような食べ方は普通は避けたほうがいいということはあります。高血糖を避ければ、身体への負担が減ります。その結果として、ブドウ糖を取り込むためのインシュリンの分泌も少なくなるでしょう(←インシュリンは結果であって、原因ではないことに注意が必要)。  しかし、インシュリンの分泌を少なくしたからといって、体重が増えにくいということはありません。食べたものはほとんどすべてが吸収されます。そしてカロリーの余剰は全て体脂肪に変わります。食べ方でインシュリンを抑えても抑えなくても、体重としては同じです。 (※ 短期で違うような結果などいくらでも出せるし、中長期でもやり方次第で可能。TVのバラエティ系などでよく行われる実験もどきが、そういう欺瞞をよくやっている。) (※ 肥満対策研究をずっと大規模にやってきた肥満体国 米国での最新の知見は「太り過ぎの原因は食べ過ぎ以外にない」というものになっている。) P.S.  脂質も吸収が速いと中性脂肪を一時的にせよ上げてしまいます。これも健康上はあまり好ましくありません。糖質も脂質も、食物繊維を事前、または同時に摂っておくと、吸収が緩やかになります(食物繊維が腸の吸収器官の働きを下げるため)。また動物性タンパク質食品は胃腸での食物の流れ方を緩やかにしますので、やはり糖質・脂質の吸収を緩やかにします。

ZYGHAGGSUB
質問者

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ご回答ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • chiychiy
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回答No.2

こんにちは いいえ。 インシュリンを急激に分泌されないように 急にインシュリンを上げるような食べ方をしなければ いいだけです。 最初にサラダやお味噌汁を飲んで ゆっくりとしたペースで食べれば大丈夫です。 ご参考になれば幸いです。 http://club.panasonic.jp/diet/kiso/insulin/

ZYGHAGGSUB
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

  • kaitara1
  • ベストアンサー率12% (1154/9141)
回答No.1

インスリンは余分のグルコースを脂肪やグリコゲンに変えて高血糖の害を減らすためにはなくてはならないものです。ダイエットというのは脂肪細胞が脂肪をそれ以上取り込めなくなる満杯になり、筋肉も衰弱していてグルコースをそれほど取り込めなくなる状態を改善するのが本来の目的だと思います。脂肪細胞が満杯になっている状態ではインスリンが効果を発揮できませんので、これをインスリン抵抗性状態といいます。肥満するのは食べ過ぎたとき、インスリンが十分分泌されるからですが、これはインスリンが悪いのではなく、食べすぎがよくないということです。インスリンにとっては冤罪ですね。インスリンは我々の体を守ってくれる大切なホルモンです。いかなる時も敵にはなりません。

ZYGHAGGSUB
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

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