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会社の資産を守るには?
アドバイスを賜りたいのですが‥ わが社(自動車部品メーカー)で生産を外部委託している協力工場がありますが、最近どうもそこの経営状態が思わしくないのでは、と思わせる事象が散発しおります。 弊社はその協力工場に生産用の成形機と金型を貸与していますが、”万一の”事態が発生した場合に備え、それらの資産を保全する方法を検討しています。 一応通常の取引契約書は取り交わしており、貸与している成形機(シリアル番号つき)及び金型(製品コード刻印つき)のリストもあります。公正証書を新たに作成する方法も検討していますが、これとて万全とは言い難く、例えば”そのスジ”の人間に金型を取られ、法外な金額で買取を要求される、といったリスクをなくす、あるいは軽減する方法として、弊社が今取れる対策はどのようなものがあるでしょうか。 成形機は社内に同型機もあり代用もききますが、金型は唯一無二のものであり、これがなくなると新規作成に数百万円、顧客自動車メーカーのラインが止まると一日で億単位の損害が発生する可能性もあり、対応に苦慮しております。 よろしくお願いいたします。
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動産を盗まれた場合どう損害賠償を取るかという話なら、保証金を積ませるなど手はあるでしょうが、動産そのものをどう守るかという話になると、万全の警備体制を敷く以外にありません。法律でどうこうできる話ではないと思います。貴方の会社から十分に警備員を派遣して、24時間監視の目を光らせるしかないですね。あと、非合法な事態だけではなく、工場の動産に差し押さえが欠けられるような事態も想定の必要は無いでしょうか?まとめて工場の動産を差し押さえられたら、貴方の会社の動産に対する差し押さえの解除にもそれなりの時間がかかると思いますよ。 金型が一つしかなくて、それを失ったら取引先に大損害を与えるとなると、今回の場合金型を引き上げるか、予備のものをあらかじめ用意しておく以外、現実的な手はないように思えます。
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- d-y
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人に取られたくないものには、名前を書いておくのが、お約束というものです。 民法第192条は「取引行為によって、平穏に、かつ、公然と動産の占有を始めた者は、善意であり、かつ、過失がないときは、即時にその動産について行使する権利を取得する」と規定していますが、この即時取得を防止するためにも、その金型が協力会社の所有物ではないことを、協力会社の債権者にはっきりわかるように、しっかり表示すべきでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。