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親の監督責任とは

法律のことはよく分らないのですが、よく20歳になるまでは 親に監督責任あるから悪いことするなよ、と親に言われてき ました。 もしも、悪いことをした場合には親にはどのような罰則があ るのでしょうか? たとえば山口母子殺害事件の加害者は少年でしたが、この場 合加害者の親には何か罰が与えられたのでしょうか? その罰 は罰金なのでしょうか? 刑務所に行くようなものなのでしょ うか? それとも、口頭注意程度のものなのでしょうか? よろしくお願いします。

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  • shippo
  • ベストアンサー率38% (1216/3175)
回答No.2

刑事上の罰則は聞いたことがありませんね。。。 子供使って犯罪をした親であれば、教唆や主犯になることはありますがね。 親御さんからは、おそらく民事上の責任の問題を言っているのだと思います。 民法712条~714条に責任能力とその賠償について規定されています。(最後に条文を書いておきますので参考にしてください) 712条では、未成年者であった場合に、他人に損害を与えたとしても、自分の行為が未成年であるが故、責任があるかどうかわからないといったような場合(主に幼児など)、その行為については自分で賠償しなくてもいいですよ。というのが書かれています。 ただ、この規定だけでは被害者側に問題が残りますので、714条でその者を監督する者がその賠償をすること。とされています。 ただし書き以降の、監督の責任を免れる規定についてはかなり厳格に扱われており、子供に言い聞かせていた程度では認めてもらえないことが多いかと思います。 要は自分の子供はきちんと監督して、他人に危害を与えないようにしていかなければ、親が賠償金を支払うなどしなければならないとされています。 (責任能力) 第七百十二条 未成年者は、他人に損害を加えた場合において、自己の行為の責任を弁識するに足りる知能を備えていなかったときは、その行為について賠償の責任を負わない。 第七百十三条 精神上の障害により自己の行為の責任を弁識する能力を欠く状態にある間に他人に損害を加えた者は、その賠償の責任を負わない。ただし、故意又は過失によって一時的にその状態を招いたときは、この限りでない。 (責任無能力者の監督義務者等の責任) 第七百十四条 前二条の規定により責任無能力者がその責任を負わない場合において、その責任無能力者を監督する法定の義務を負う者は、その責任無能力者が第三者に加えた損害を賠償する責任を負う。ただし、監督義務者がその義務を怠らなかったとき、又はその義務を怠らなくても損害が生ずべきであったときは、この限りでない。 2 監督義務者に代わって責任無能力者を監督する者も、前項の責任を負う

noname#39977
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 民事上の慰謝料などの請求が親にくるばあいがあるのですね。 分かりました。 詳しい説明、ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • fkgfto
  • ベストアンサー率0% (0/4)
回答No.3

俺が思いつくのでは未成年者の飲酒とか喫煙ですね。 あれは監督者に科料の罰則があったような

noname#39977
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 飲酒や喫煙の場合は監督者にも罰則があるのですね。 分かりました。 ありがとうございました。

回答No.1

子供の代わりに罰せられたと言う話は、聞いた事がありません。 しかし、損害賠償や慰謝料を親に払うよう命じた判決はよく目にします。 刑事上の責任と民事上の責任の違いではないかと思われます。

noname#39977
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >損害賠償や慰謝料を親に払うよう命じた判決はよく目にします。 なるほど、金銭的な支払いを加害者少年ではなく親が負担すると いうことだったのですね。分かりました。 ありがとうございました。

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