- ベストアンサー
出生人口を求める際・・・
例えば1995年、20~24歳の女性の人口をP0、2000年、25~29歳の女性の人口をP1したとき、この人たちの出生率をBとして、2000年にこの人たちから生まれた0~4歳人口を推計する際に、P0×Bとして求めるよりも、P1×Bとして求める方がよいらしいのですが、それはなぜなのでしょうか?是非お聞かせ下さい。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
出生率というところにミソがあります。 一般的に出生率というのは合計特殊出生率という数値を使っていますが、この算出方法に問題があります。 各年代層の出産数をその年代の女性の数で割り算したものを単純に足し算して求められるのです。つまり出生率がどこの数字を最も強く反映しているかといえば出産数がピークを迎える年代の数字なわけです。 これを考えていただければ、なぜP0よりもP1が有効な値を与えるかご理解いただけるかと思います。 出産のピークが遅くなってきている現状を考えると出生率Bにかける人口数区分はもう少し後ろのほう(30代前半)に移っていくかもしれませんね。