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ちょっと哲学?
ベンサムのいう「最大多数の最大幸福」とは、「すべての国民の効用を平均化することが政府の役割である。」ということですか?それは限界効用が均等になればよいという事なのでしょうか?
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noname#5336
回答No.2
すべての国民の効用を均等……それは社会主義ではないですか。 ベンサムの言葉は、全員の効用を足し合わせたとき、その総効用が最大になるように、ということです。 社会がn人で構成されているとすると、n人の効用を最大化するのですから、個人iの効用をU{i}とすると、 U{1}+U{2}+…+U{n} が最大になるのがよいのです。これが「最大多数の最大幸福」です。 効用が測定可能であり、その個人間比較も可能であることが前提ですね。 もっとも、効用の測定も個人間比較も不可能とするのが、現在の経済学の考え方です。 したがって、近代経済学にベンサムの考え方が適用されることはあり得ません。 別の考え方に、もっとも貧しい人の効用が上がれば社会全体もよくなる、という考え方もあります。『正義論』で有名なロールズの考え方です。調べてみましょう。 なお、経済学において、殺人による効用の増大は考えません。 法学・哲学だと、人殺しによる効用の増大を考えることもあります。
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- hoyasan
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回答No.1
最大多数の最大幸福は、できるだけ多くの人数ができるだけ満足できるような~~という意味です。なぜすべての国民の効用を平均化うんぬんがでてきたのか、先生がそのようにおっしゃったのか、かなり空恐ろしい考え方だと思いますが。
お礼
ちょっと納得させられました。ありがとうございます。ロールズという人名は初めて聞いたので、調べて見ます。