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終身雇用制と年功序列賃金体系
それぞれの長所短所をおしえてください
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まず、双方ともに、日本的経営の特徴の事であり、集団主義経営を表します。それは、集団の利益を個人の利害に優先させる集団中心の考え方です。 第一の特徴は和の精神を経営理念とし、第二の特徴は、組織行動としての生活共同体である、と言えます。 終身雇用のメリットとして、企業への帰属意識、忠誠心が高まることが挙げられます。現在では、終身雇用も日本全体として、薄れてきており、成果主義形態に切り替わりつつある転換点であると言えます。 デメリットとして、雇用調整が困難であり、簡単に言えば、今まではクビにできなかったのです。無能な社員でも終身雇用という制度に守られ、定年まで1社の企業に勤めることが可能でした。 年功序列は、初任給は小額であっても、終身雇用により、身分は保証されている為、30,40歳になった時には、一定の比率で賃金も上昇していき、将来設計が立てやすく、安定したものであったと言えます。 しかし、年功序列は終身雇用制度が前提の条件であり、それが崩れた今、こちらも崩壊している。 また、昨今では、ITビジネスなども、巷ではあり、若者であっても大金を稼ぐことは可能になっている。 「失われた10年」により、企業は人件費を抑制する為に、前述の制度を破壊し、成果主義と言われるものを普及させようとした。 だが、成果主義の、成果には不透明さが否めず、また長期雇用も保証されていない何とも言えないのが現状ではないか。 なので、今は転換期と言える。 長々とすいません。
お礼
長々でよいです。ばっちりわかりました 早速レポートにとりかかれます 感謝します