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うれし・うれしがりの意味
うれし・うれしがりって、どんな意味の言葉なんでしょうか? いまいち実感がつかめません。 ご存じの方、教えてください。
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関西で「お前、’うれしがり’やなー」と言います。かなり親しい間柄で。 些細なことをそれこそ飛び上がって喜ぶが如き御仁に対して、親しければ面と向かって「そんなにうれしがるなや」と少しブレーキ掛ける雰囲気が滲みます。。。。 但し、第三者的にその場にいない人を揶揄して「あいつ、’うれしがり’やからナー」と言えば、その御仁は「単純な人物、客観的に見ても決して事を左右するような一大事でもないことに、一喜一憂する基本的には取るに足りない人間」を指します。 具体例では、最近発売された「有名ブランドのエコバッグ」なるものを買おうとして徹夜して並んだ挙げ句やっと手に入れそれを友人に見せたり自分のブログで事の顛末を書いたりする人物のことです。 ここまで書いてきて、「うれし」はヒョッとするとこの「うれしがり」を省略しての最近開発途上の(?)語法かも知れませんね。 そうなら、「うれし」と呼ばれたご本人はいわゆる「うれしがり」ですから、ご自戒を。マーする訳無いか、そんな御仁は(笑)
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- millennium-man
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「うれし」は形容詞「うれしい」の語幹で、「うれしがり」は「うれしがる」の連用形です。 「うれしい」は形容詞ですが「うれしがる」は立派な動詞で、方言や下品な意味は一切ありません。 「がる」は形容詞・形容動詞の語幹、名詞、希望の助動詞「たい」の「た」につく接尾語で動詞になります。 例としては「悲しがる」「欲しがる」「不思議がる」「得意がる」「会いたがる」などがあります。 しかし、これらの言葉は人称によって制限があって、「私はうれしい」と言えても「私はうれしがる」とは言えないはずですね。 「彼はうれしい」とは決して言えず、彼の気持ちを伝える時は動詞化して、「彼はうれしがる」「彼はうれしがった」としなければなりません。 自分の主観的な感情や希望を表す言葉は第一人称にしか使えないという日本語の特徴があるのです。
お礼
「うれしがり」は「ほしがり」「暑がり」「寒がり」と同じ名詞で、 「うれし」は「うれしがり」を省略した名詞だということがわかりました。
- kyouzaiya-k
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「うれし」は、口語形容詞「うれしい」にあたる文語形容詞の終止形、あるいは、口語形容詞「うれしい」の語幹部分(活用語尾を除いた部分)です。また文語形容詞「うれし」の連体形「うれしき」から「き」が脱落した形とも考えられます。 「うれし涙」や「うれし泣き」の場合の「うれし」以外に、「いとしご(愛し子)」の「いとし」、「おさなご(幼子)」の「おさな」なども、同様の形です。「おさな」があるということは、上に挙げた三つの可能性のうち最初のものは消えます。(それ以上のことはわかりません。) 語源はさておき、意味・用法ですが、「うれしい」という気持ちを添えて複合語を作るという単純な答えでいいのではないでしょうか。口語では、「うれし」が単独で使われることはありません(少なくとも共通語では)から。 (「うれし恥ずかし」という場合の「うれし」は、文語の形容詞の終止形であると思います。) 「うれしがる」の「がる」は、動詞を作る接尾語で、 A「~という感じを表に出す。」 B「~そうなふりをする。」 という意味を上の語に添えます。全体で五段活用の動詞になります。 「がる」は、形容詞や形容動詞の語幹部分(「うれしい」という形容詞であれば「うれし」の部分)に付きます。また動詞に付く場合は間に助動詞「たい」の「た」を挟み、「見たがる」「行きたがる」という形になります。 「うれしがる」であれば、A「うれしいという感じを表に出す」、あるいはB「(本心は別として表面は)うれしそうなふりをする」という意味になります。A・Bのいずれを表すかは、文脈(前後の内容)によって決まります。 「うれしがり」は、「うれしがる」の「がり」が連用形に活用した形から名詞に転成したものです。同じ成り立ちを持つ言葉でよく使われるものに、「強がり」や「目立ちたがり」などがあります。 本心はともかく表面はうれしそうに見せたがる人間、あるいは、何でもうれしいと感じたがる人間のことを言います。 以上は共通語としての意味・用法を文法的に説明したものです。共通語なので、日本全国どこでも通用する言い方です。 方言として特殊なニュアンスを表すこともあるのかもしれませんが、その点については私はわかりません。東北生まれで東京暮らしが長いのですが、少なくともその地域では上に述べた共通語的な意味・用法しかされないように思います。 とりとめのない内容になってしまいました。すみません。
お礼
> 「うれしがり」は、「うれしがる」の「がり」が連用形に活用した形から名詞に転成したものです。同じ成り立ちを持つ言葉でよく使われるものに、 > 「強がり」や「目立ちたがり」などがあります。 > 本心はともかく表面はうれしそうに見せたがる人間、あるいは、何でもうれしいと感じたがる人間のことを言います。 参考になります。回答ありがとうございました。
- mabomk
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五番です。自分の回答の中で極自然に「一喜一憂する」と書きました。今気が付きました、この様な「うれしがり」の御仁は「嬉しいことにも、悲しいことにも」それこそ「うれしがる」傾向があります。具体例で言えば、つい最近の新潟地震に対しても自分には何の影響も無いし親戚も居ないのにやたらあれやこれや騒ぎ立てる御仁を自分の身の回りにも時々見かけます。こんな人物は正真正銘の「うれしがり」です。それも文部省推薦、世界遺産認定、国宝級の「うれしがり」です。一見すると「人畜無害」ですが、ごく近辺にいると本当に目障り耳障りの御仁ですなー。 医者に言わせると、脳のある部分の何らかの障害がこういうハイテンション人物に影響を与えているのではないかと、「硬膜下出血」を起こす人に比較的多く見られるとのこと。
お礼
たびたびの回答ありがとうございます。 人物像が伝わって、よくわかりました。
NO.2さん、NO.3さんのおっしゃるとうり、 関西では、うれしがる=嬉しがる で使いますね。 「うれしがりやな~」=些細なことでもありがたがる(=嬉しいと思う)人を指したり 「喜びすぎだよ~」という意味です。 例えば、プレゼントして、あんまりにも喜んでもらうと 「自分、うれしがりやで~」(=大したもんじゃないのに~)という照れ隠しにも使います。 手当たり次第に「すごい」とか「楽しい」とかを連発する、はしゃぎすぎの友人に 「自分、うれしがりか…」=(なにがそんなに面白いんだ…)というツッコミにも使いますね。 「うれし」は「うれし楽しい」という使い方なら、します。 「嬉しいし、楽しいし」という意味で。
お礼
まさにこれです! 「うれしがり」には微妙に揶揄するようなニュアンスがあるんですね。 回答ありがとうございます。
- sa4411
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うれし=形容詞「うれしい」の語幹 うれしがり=「嬉しがる」「喜ぶ」と同じ意味ではないでしょうか? 例文) 彼女はプレゼントを見てとってもうれしがり飛び跳ねた。 P.S. もしかしたらどこか地方の方言かもしれませんね!?
お礼
これだと「うれしい」と変わらないような・・・
- ayumi_g
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うれしというのはその後にもうひとつ単語をつけるときに使いそうですね・・・。 うれし楽しいだとか、二つの言葉を一つの言葉のように使いたいときに使いそうです。つまり「うれし」とは、そのまま「うれしい」で良いのではないでしょうか? うれしがりは、「~がり」と同じようにうれしい事を求めたがる事・・・でしょうか? 行きたがりなどと同じ捉え方で良いんではないでしょうか。
お礼
ちょっと用法が違うような・・・ 「○○さんはうれしだ」とか「××はうれしがりだな~」とか そんな感じです。
- sanori
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調べてみましたけど、見つかりませんね。 たぶん、うれしがり の強調表現じゃないですかね。 子供子供している。 熱々のたこ焼き。 と似たような用法かな、と。
お礼
すいません。書き方が悪かったです。 「うれし」「うれしがり」と2単語です 「うれしうれしがり」という1つの単語ではありません。
お礼
かなりニュアンスがよく分かりました。ありがとうございます。 「うれし」は「うれしがり」の省略形ぽいですね。