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サイディングの貼り分けと構造計算
3階建ての新築建売を購入します。 標準のサイディングは、12mm(釘打)なのですが、 差額負担により15~16mm(釘打)への変更も対応して頂けるようような状況です。 ただし重量変化により構造計算が必要になるようなのですが、 建売ですし、担当者様の善意によるものなので、 あまりお手間を掛けるわけにも行けないと思っています。 設計した設計事務所に確認されるとのことなのですが、 この場合の構造計算というのは大変なものなのでしょうか? また、サイディングの貼り分けを「縦方向」でするのですが、 厚さの違うものは、選べないと考えた方がよいのでしょうか? 今週中にサイディングを決めなければなりませんので、 識者の皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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北国の設計屋さんです。 木造三階建で外壁サイディングの厚さが12から16mmに変更する場合は、構造計算書の荷重の取り方で必ずしも再計算しなくてはならない物ではありません。 普通外壁は、モルタル塗り同等と考え、軸組共で900N/m2を採用します。 この場合には、サイディングの厚さが変わっても計算書の変更はありません。 厳密に窒業系の場合、200N/m2/cmと胴縁50N/m2、の数値を採用します。 質問の場合、厚さ1.2cmの時は、1.2×200+50=290N 厚さ1.6cmの時は、1.6×200+50=370Nとなります。 木造三階建の軸組は200N前後と判断できます。 合わせると500~600Nの数値となるでしょう。 構造計算書を見せてもらって、最初の方の項目の設計荷重の外壁の数値を見て600N以上あるなら再計算の必要は無くなります。 構造計算は、はっきり言うと難しくは無いですが、面倒です。 厚さの違うサイディングを張る場合は、下の階に厚い物を張るようにしましょう。 また、厚さの変わる境には、「見切り水切り」を必ず用いましょう。 場合によっては、板金屋さんに特注する必要があります。 ご参考まで
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ANo.1、2です。 >印刷するだけ、というのはちょっと回答者の配慮が足りないのでは? 確かにそうですね。厳密に言えば当然数値の打ち込み諸々も必要になりますし、やはり変更申請の対応がほんのちょっとですが気になる所です(これは書いてますが)。 ただいけるかどうかの判定はすぐ出せるでしょう、質問者様が急いでらっしゃる様ですので極力現実的憶測を書いてみた次第でして、とまれ訂正致します。(構造建築士が今日にでも判断するでしょう) 申請は6/20以降問題感じつつも通しましたが審査は以前とほとんど変わらず(2階建て住宅ですのでまあかなり違いますが)、私はある程度楽観視して良いと考えています。 いずれ、この非現実的な法改正(良い点もありますが)、相当段取りが変わるでしょう。 最初から思いっきり変わっていますが・・・・。
お礼
> 私はある程度楽観視して良いと考えています。 どうもありがとうございます。 あまり差額が発生しないで変更できることを期待して待ってみたいと思います。
- kag-kag
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6/20以降の着工分ということで宜しいのでしょうか? ・構造については、設計時にある程度の長期荷重への余裕を 通常は見ていますので、まず問題ないと思います。 しかし建売ですから建主(売主)はギリギリ経済設計で行っているかもしれません。 印刷するだけ、というのはちょっと回答者の配慮が足りないのでは? 構造設計事務所からの回答によっては「不可」となる可能性もありますので、 このあたりは「変更できればラッキー」位で鷹揚に構えておかれる方が良いでしょう。 ・確認申請について(完了検査を受ける前提です) 構造的に余裕があるのなら計画変更申請までは行きません。 軽微な変更届の提出となります。 ただし6/20改正以後、変更にいたる経緯説明書の提出など 「紙一枚」では通らないケースも出てきました。 まだルールが定まっていないのが実情なので、販売会社を通じて 検査機関に確認してもらうべきです。電話一本で済む話です。 差額を支払われるとのことなので、遠慮する必要は全くありません。 なお構造的に荷重に対する余裕が無く、構造部の変更になる場合は 計画変更申請となります。 要は確認申請の出し直しなのでこれはちょっと厄介です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 > 建売ですから建主(売主)はギリギリ経済設計で行っているかもしれません。 > なお構造的に荷重に対する余裕が無く、構造部の変更になる場合は 計画変更申請となります。 ということはリフォームのときなどにも注意が必要なのですね。 >「変更できればラッキー」位で鷹揚に構えておかれる方が良いでしょう。 そうなのですが、「最初に変更できます。」と聞いてしまうと・・・
ANo.1です。 急いでらっしゃる様ですので、的外れ覚悟で書きます、あくまでご参考まで。(と、又言い訳してますが) 確認申請ですが上位変更ですね、「軽微な変更」で済みます、紙一枚提出(正副で2枚ですか)。図面書き込み訂正まで要らなかったかな?ちょっと忘れましたがとにかく6/20法改正も関係無いシンプルな処理で済みます。 出し忘れた!、検査通ったから良かったけど、なんて話も良く聞きますが、イケマセンヨネ。 ちなみに先の回答は防火関連ではなく「重量と構造」絡みの変更申請について書いた物です。 >サイディングを変更して変更申請をしなかったとすると、完成検査などで問題になるのでしょうか・・・・ 上位変更ですよね、構造上も問題無しですね。 父が脳梗塞の為日本語が下手で上手く伝えられなく歯がゆいのですが、ケイビナヘンコウデスミマスカラ出して置いた方がアンシン出来るのではないでショーカ。 ・・・さて、ちょっと気になったのですが添付写真の縦貼りは1階と2階に継ぎ目がありません、一枚物でしょうか。 一般に6m超なんて大きい1枚ものは少ないです、業者に確認された方が良いと思いますよ。 中間にデザイン上好ましからざる継ぎ目「見切りや水切り」が出るのか出ないのか。 出るのであれば、幕板等のアクセントでかくすのか。 あッ・・・3階建てでしたね(笑)一枚でいく訳がない、御免なさい。 ただ金属系サイディングでは水切りが無くてもシーリングで一枚に見せる事も出来ます、ただ窯業系ですと私は知りません、お望みでしたら業者(設計士)に聞かれては如何でしょうか。 以上、かなりフザケタ書き方をした事お詫び申し上げつつ、ご参考まで。
急いでらっしゃる様ですので、的外れ覚悟で書きます、あくまでご参考まで。 構造計算は簡単でしょう、今は全てコンピューターソフトでやってますので(木造等簡易な例外除き)サイディングの仕様変更位ですと私が端から見る限りですが唯一の手間は「印刷」、となるでしょう。(日曜日で構造担当に聞けないのが無念) それと・・・確認申請が絡みそうですので申請手間、これは今年の6/20法改正を考えると審査期間中工事中止なんてなると「手間」以上の面倒になりますが通常申請が間違いなく通ることを想定して外装なんかと関係ない工事を進めている業者もいるようですが良く解るようで良く解らない、良く解らない様で良く解る様なワールド。 縦張りは可能です、全く問題御座いません。 もしかしたら横貼りでの貼り分け?それとて同様です。 12mmと24mmを貼り分けた事も有りますよ、シーリングがちょっと見苦しかったですが。 窯業系のサイディングですと12mmは耐久性に乏しい等好ましからざる点多いため為JISの改正で早くて今年中に製造が中止されるはずです。 変更はその意味でもお勧めですね。 ご参考まで。
お礼
お返事ありがとうございます。非常に助かります。 > 構造計算は簡単でしょう・・・唯一の手間は「印刷」 安心しました。 > 確認申請が絡みそう 確認申請で「外壁 防火サイディングQF045BE-9226」となっていました。 http://www.kmew.co.jp/siding/st_seinou/bouka/ エクセレージ12(耐火3等級)が標準なのですが、 エクセレージ15/16にすると、QF060BE-9225(耐火4等級)になってしまいます。 上位品だとしても変更申請のような手続きが必要になりますでしょうか? だとすると変更は諦めた方がよいでしょうか? (既に基礎に着工しており、完成は10月中旬です。) > もしかしたら横貼りでの貼り分け? 貼り分けの参考になりそうな画像がありましたでの ちょっと拝借させていただきました。 http://www.hizaki.ne.jp/cgi-data/case_win/upfile/9-1.jpg > 12mmは耐久性に乏しい等好ましからざる点多いため為JISの改正で早くて今年中に製造が中止されるはずです。 そのような事態なのであれば、なんとか変更したいですが・・・ 釘打ちなのでメンテナンスを考えると、生産中止で入手できなくなるというのは心配です。 サイディングを変更して変更申請をしなかったとすると、完成検査などで問題になるのでしょうか?
お礼
詳しいご説明ありがとうございます。 構造計算書は、まだもらっていないので、 設計事務所の回答を待ってみたいと思います。 >厚さの違うサイディングを張る場合は、下の階に厚い物を張るようにしましょう。 No1の回答で書いたように縦での貼り分けにする予定ですので・・・