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障がいをもつ子供の教材・玩具について
障害を持つ子供の教材、玩具についてアドバイスを頂ければと思います。自閉症の子供や知的障がいのある子供と触れ合う事が多いのですが、どうも市販の玩具は一過性のものが多く、また、心を満たすものが多いように感じます。使い方次第で訓練の道具になるものもあるでしょうが・・・・。今、このような子供達の手先の訓練、理解の訓練等の手助けとなる教材を探しています。手作り・市販のもの、なんでも結構ですので、こんな物を使って、能力が伸びてますという情報並びにサイトを教えて頂けたらと思います。ちなみに私は箸でサイコロを掴む練習、パズル、ビーズの紐通し等をしていますが、課題不足に陥っています。アイデアもあまり浮かばず、時々、100円ショップでアイデア探しをするのですが、イマイチで・・・。写真があるサイトとかあれば、VERY GOOD なんですが。1つでも多くの課題を用意し、それぞれの子供に合わせて、チョイスし、訓練・遊べたらと思います。
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- baka_inu
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はじめまして。 養護学校の教員をしています。 どういうお立場で、自閉症や知的障害をもつ子供との関わりをもっていらっしゃるかは分かりませんが、訓練ということなら、一応押さえておかないといけないことがありますね。 それは、「実態の能力把握」を適切に行い、「実態に合わせた課題の提示」をする必要があるということです。 自閉のお子さんの中には、特定の課題をすることが「こだわり行動」のようになってしまう場合もありますし、課題の内容を誤解することも考えられますね。 知的障害のお子さんであっても、粗大運動もできず、トングのような大きな道具も使えないのに、箸のような小さな道具を使った課題をするのは、実態に合っているとは言えないということになります。 あくまで教材は、実態に合わせて作成すべきものですね。一つ間違えると、教材にお子さんを合わせてしまいそうになります。 と、ここまで余計なことを言ってしまいましたが、要は「実態把握」と「教材」がセットになったようなものがあれば良いわけでして。私の知っているのは、以下の2つくらいですね。 ・認知・言語促進プログラム(NC-プログラム) http://www.nozomic.org/nozomi-page04-01.html ・新版ポーテージ早期教育プログラム http://www.ne.jp/asahi/portage/japan/hanpu.htm ポーテージは、養護学校なんかでも必ず置いてあるような検査で、一つの課題(ボールを両手で投げる)があると、その課題を達成するまでに行える、スモールステップの課題を、5段階くらいで書いてあるものです(1ボールを転がす、2ボールを両手で落とす等。例は適当ですが)。 NOプログラムは、のぞみ発達クリニックというところで開発されたもので、構成はポーテージに似ています。ポーテージよりは簡易的な検査なのですが、その分だけ使いやすく、何より数年前に、検査に使える教材セットを販売したので、発達診断と教材の連携が非常にやりやすくなっています。 ここまではちょっと…と思われることでしょうが、意識の高い方には、なるべく基本を押さえて頂きたいなと思うので…。 参考になさってくだされば、幸いです。
お礼
ありがとうございます。ポーテージという言葉は初めて聞きました。一応、太田Stage等を勉強したことがありますが、実態把握の重要性を再確認させて頂きました。教材や課題を十分に用意し、子供の興味・段階にも合わせて、提供して、成長してもらいたいと思っています。
お礼
ありがとうございました。色々な玩具、教材があり、本当に為になります。値段の高いものが多いのでアイデアを頂いて、手作り風にアレンジしたいと思います。