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イスラムと西欧世界

なぜイスラム世界を西欧世界は嫌うのでしょうか??

質問者が選んだベストアンサー

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  • appaloosa
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回答No.3

 イスラム世界を西欧諸国が嫌うということはありません。  イスラムと西欧(キリスト教)の対立として歴史上の事件を挙げるなら、十字軍遠征を挙げることができます。これは、当時セルジューク=トルコ帝国(確信はないが)が領土に含めていたキリスト教聖地エルサレムを奪還しようとして、キリスト教徒が決起したものです。  しかし、これ以降宗教的・イデオロギー的に西欧諸国からイスラム世界を攻撃という例は、湾岸戦争を除けば無い筈です。むしろ、オサマ=ビン・ラディンに代表されるように、イスラム世界が西欧諸国を嫌っているといえるでしょうか。  実際には、イスラム教とキリスト教が相容れることは十分可能です。それは、イスラム教がキリスト教を土台にして改良を加えたものだからです。また、近代化が進んだ現在、民主化されたイスラム教国の人々、つまり情報を得ることのできる人々は西欧の人々とも友好的であり、寛容です。  イスラム世界が誤解を受けるのは、民主化されない国において情報を得られない人が多く、欧米を誤解しているためだと考えられます。彼らとて、自らの安全と満足を得て幸福になれば、寛容になれるのです。少数の過激派と大多数の穏健なイスラム教信者を同列に考えるのは間違いでしょう。むしろ、グローバリゼーションの名のもとに、アメリカスタンダードを押し付けるアメリカこそ、襟を正すべきと思うのですが。  

imo-mizu
質問者

お礼

ありがとうございました。 授業ではイスラム教徒を嫌うのは、文化の差異、移民の問題でなっていると聞きました。現にヨーロッパには移民の大多数がイスラム圏の人が多いですよね。そういう事で嫌いなんでは…と考えていました。

その他の回答 (2)

  • takao
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回答No.1

宗教的な嫌悪感がダンテの神曲などに見られます。 また、イスラム世界に勝てなかった時代が長く続きました のでことさら憎いのではないでしょうか。 客観的な歴史上での話ですが、 キリスト教側が優位になってきたのは最近のことです。 具体的になったのは第二次大戦後ともいえます。 そもそも、ヨーロッパ諸国が船で海路に期待した大航海 時代はイスラムに勝てない為にやむなく船で出かけたの がきっかけです。 20世紀になって科学兵器の登場までキリスト国家はイス ラムに勝てなかった、という反動だと私は考えています。

imo-mizu
質問者

お礼

ありがとうございました。 歴史的な事は、皆無だったんで助かりました。 数学的な事はイスラム文化圏の方が凄かったのは聞いていましたが… ヨーロッパの大航海時代がイスラムの影響だったとは驚きです。

  • takao
  • ベストアンサー率20% (34/170)
回答No.2

宗教的な嫌悪感がダンテの神曲などに見られます。 また、イスラム世界に勝てなかった時代が長く続きました のでことさら憎いのではないでしょうか。 客観的な歴史上での話ですが、 キリスト教側が優位になってきたのは最近のことです。 具体的になったのは第二次大戦後ともいえます。 そもそも、ヨーロッパ諸国が船で海路に期待した大航海 時代はイスラムに勝てない為にやむなく船で出かけたの がきっかけです。 20世紀になって科学兵器の登場までキリスト国家はイス ラムに勝てなかった、という反動だと私は考えています。

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