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三相4線式の、182Vについて
低圧三相4線式の配電方式に於いて、R-Sの中間からNを引き出した場合、T-N間は182Vになる。 と本などには書いてあるのですが、実際に測定したところ、R-N、S-N、T-N いづれも約100Vだったのですが、これは、R-Sと、S-Tの中間点が繋いである(渡らせている)? そうゆう事なのでしょうか?
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ご使用になった変圧器は1次側電圧6600V2次側電圧110Vの普通の単相変圧器が2台なんですね? そしてその変圧器は2次側のリード線、もしくはリード端子が3つでしょうか、4つでしょうか? 4つである場合、電灯に使う側の変圧器は中2つを中性線としてB種接地を施します。動力側に使う時は中2つを短絡させます。 灯動共用変則V結線でT相と中性相間で100Vの電圧を出す方法を考えてみたのですが、動力側変圧器の2次側が4極であった場合、中2極を短絡させなければT相と中性相間の電圧が100Vにはなりますね。 ただしその場合動力の3相3線200Vにはなりません。3相2線200Vです。 3極であったのなら今回の原因はちょっと理解できませんね。 3相200Vの電圧は確認されたんでしょうか? ちなみに公称電圧は6600Vとか110Vとか言いますが、実際には計算上高圧6000V、低圧100Vで考えます。 一般的な変圧器のコイル比率は60:1なので、1次側電圧が6000Vなら2次側電圧は100V、200Vとなります。 その場合動力専用T相と中性相間での電圧は173Vになります。 変圧器2次側のコイル対比の関係から1:2:√3の計算式が当てはまり、動力専用T相と大地間だけが173Vで、R相、S相と中性相間での電圧は100Vであり、R相、S相、T相の相互間では200Vになります。 これが灯動共用変則V結線及び3相4線式灯動共用変圧器なのです。 3相4線式変圧器は電灯と動力の両方を使うためにあります。
2次側出力電圧は変圧器の使用目的に合わせた内部コイルの仕様によります。 電灯と動力を同時に取り出すなら灯動共用結線型三相変圧器があります。 2次側コイルが変則V結線されており、事実上電灯コイルと動力コイルの2つが入っています。 今や省スペース型キュービクル等は灯動共用結線型三相変圧器1台のみなんてのはざらですよ。
3相4線式トランスは一般にR-N S-N T-N で105V取れます がこの場合のR-S S-T T-Rの線間電圧は105Vの√3倍の 182Vになるため普通180前後の負荷はないでしょう。 故に一般に3相4線式トランスでは電圧の関係から動力と 電灯の両方はつなげませんね。
- Denkigishi
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線間電圧が210VのY結線の場合、3相210Vと単相210Vの両方を使うことが出来ます。但し単相3線(105-105)は不可能です。
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ありがとう御座います。 それでは、単相3線と三相3線が同時に引き出せる三相4線式は無いという事なのでしょうか? 何度もすみません。
- Denkigishi
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>R-Sと、S-Tの中間点が繋いであるーー ということは有りません。そういう結線をすると大事故になってしまいます。 本の既述内容:結線方式が△結線で、線間電圧が210Vの場合です。 実測した内容:結線方式がY結線で、線間電圧が171Vの場合です。
補足
回答ありがとう御座います。 よく分からなくなってきたのですが、Y結線で三相4線式にした場合、動力と単200Vは使えないという事でしょうか?
補足
回答ありがとう御座います。 その、コイルの2次側の変則V結線と、容量の異なるトランス2台の変則V結線とは違うのでしょうか? 僕の知っている変則V結線だと、容量の大きい方のトランスから、Nを引き出し単3にする。 そして、小さい方のトランスのトランス間を渡ってない線とNでは、182Vです。 しかし、実際に測定したところ、R-N S-N T-N すべて100Vだったのです。 これは何だったのでしょうか?