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単相3線式回路における対地電圧

3300/220V変圧器を用いてS相中性点接地を行って使用している設備において 対地間電圧を測定するとR相172V、S相200V、T相268Vでした。 変圧器二次側の接地線が浮いてしまったとき、このような以上電圧が印加されるのでしょうか? 相間は、R-S間106V、S-T間106V、R-T間212Vと問題ありません。 宜しくお願いします。

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  • watch-lot
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回答No.3

>中性点非接地回路では対地間の電圧が定格電圧以上印加すると言う事ですね? ●必ずそうなるとは言えません。ゼロ点(対地電位)が各相の静電容量によって結合された結果として存在するので、今回の場合でしたら2次側の電圧だけではなく、他からの誘導(1次側)も加わったものとして考えなければ成立しません。 具体的にはベクトル的にR相から172V、S相相200V、T相から268Vの円を描いて交わる箇所がゼロ点(対地電位)と言えます。 >接地線を正常に接地させる事で対地電圧がR相100V,S相0V,T相100Vとなるのでしょうか? ●はい、そうなります。 ベクトル的に言えば、R相電位は-100V、S相電位は0V,T相電位は100Vとします。

reggie213
質問者

お礼

watch-lot様、有難うございました。 早速、設備管理担当と相談し補修計画をたてたいと思います。

その他の回答 (2)

  • watch-lot
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回答No.2

>対地間電圧を測定するとR相172V、S相200V、T相268Vでした。 つまり、S相は接地されていないということですね(接地されていればS相は0Vのはず)。 >変圧器二次側の接地線が浮いてしまったとき、このような異常電圧が印加されるのでしょうか? ●上記の状況は各相の対地静電容量によって接地されているのと等価です。よって、ご質問の通りです。 これを異常電圧というのかどうかは疑問ですが、対地電圧は生じます。 上でも述べたように、非接地での対地電圧は主に線路の静電容量によって変化しますから、常に当初通りの同じ電圧が生じるとはいいきれません。 保安面で考えれば、接地されていない場合は1線に触れても感電はしないことになりますが、一方では漏電などの線路故障を検知できません。

reggie213
質問者

補足

watch-lot様、御回答有難う御座います。 >よって、ご質問の通りです。 と、言うことは中性点非接地回路では 対地間の電圧が定格電圧以上印加すると言う事ですね? 接地線を正常に接地させる事で対地電圧がR相100V,S相0V,T相100V となるのでしょうか?

  • ninoue
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回答No.1

常識的な事だと思われますが、非接地系ではトランス一次二次間の浮遊容量や絶縁抵抗、トランス二次側や負荷各部の絶縁抵抗(リーケージ電流)等で対地電圧は決まると思われます。 これらの抵抗値等は値が大きく温度や湿度等でも変化し安定したものとは言いがたいので、対地電圧のばらつきが発生すると思われます。 安全の為にも二次側の接地は確実にする必要があるのではないでしょうか。

reggie213
質問者

補足

ninoue様、御回答有難う御座います。 中性接地線が浮いた状態では対地電圧にばらつきが有ると言う事は 対地電圧が定格を超えて印加される事があると言う事でしょうか?

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