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インフラ事業者の借金2

 株式会社が、 資本金以上に借金することは、危険なことなのでしょうか? インフラ事業者が、リースによらずに自前で設備を打つ場合、 初期投資がかさみますので、 借金に頼る必要があると考えますが、  (想定される)営業CFと利払い(借入額)の比を見る必要性は 理解できますが、 資本金と利払い(借入額)の比に気を配る必要はあるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • gookkj
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回答No.1

あくまでも相対的なものですが、あるかないかと言われれば、あります。 「(想定される)営業CFと利払い(借入額)の比を見る」のはあくまでも想定内の出来事について分析しているに過ぎません。想定を超える不利な出来事が起きたときに、資本が借り入れとの比較において厚ければ、会社が持ちこたえる可能性が高いと考えられ、逆にこの比率を見て資本が薄ければ、会社が困難に陥る可能性が高いと考えられます。

その他の回答 (2)

  • mucho
  • ベストアンサー率56% (271/480)
回答No.3

再び#2muchoです。意見がかみ合わないような感じですが私が言っているのはとてもシンプルで単純明快なことです。貸借対照表を見るときのポイントが私と質問者さんで違っていることがすれ違いの原因でしょうか? (私の言いたいこと) 貸借対照表を見てその企業の「体力」(リスクに対する耐力)を判断するときに私は純資産の部では資本金でなく利益剰余金を見ています。損益計算書がその年だけの成績表であるのに対して貸借対照表はその企業が設立されてからの歴史が表現されているからです。 資本金がいくらであろうと企業が毎年、純利益を出し、必要支払いをした後の利益は利益剰余金に算入されますね。だから私は資本金そのものの額を見るんじゃなくて資本金と利益剰余金の比率を見るようにしています。 資本金が1億円でスタートした企業が何社かあるとします。例えば20年後にそれらの企業の体力を測る場合、資本金がどこも1億円だから同じだとは判断しないでしょう。その20年間にどれだけ利益の積み重ねが出来たかどうか「利益剰余金」で判断するのが適当かと思っています。 私は20年前くらいに初めて「決算書の読み方」なる本を買って、そこには貸借対照表のすべてのエッセンスは利益剰余金にあると書かれていました。それ以降、私は貸借対照表を見るときは資本金に対して利益剰余金がどれだけ増えているかがその企業の体力、効率経営の指標になると考えてきました。 質問者さんは資本(自己資本)を「資本金+資本剰余金」でお考えになっているようですが、これよりもむしろ利益剰余金を重視された方がよろしいような気がしています。この辺が、意見がかみ合わない原因なんだと思います。 だから資本金が大きい企業が体力があるんじゃなくて資本金に対しての利益剰余金の伸びが大きい企業が体力があると私は思っています。 私は機械が専門の技術屋なので間違ったことを言っているかもしれませんのでこの問題はこれで終わりにします。他の専門家の意見を聞いてみて下さい。

  • mucho
  • ベストアンサー率56% (271/480)
回答No.2

以前同じ質問をされたときに回答しましたmuchoです。なかなかしぶとく質問してますね~。この質問に対して私なりにちょっと思うところがあるので書かせてもらいます。(回答ではないので読み飛ばしても結構です。) (私が想像する質問者さんが聞きたいこと) 今回、例としてインフラ事業者の多額の借金のことを挙げられていますが、おそらく日本の従来の経営観点からすると多額の借金をするのは悪で、なるべく少ないのが良とする見方は、(質問者さんからすると)おかしいんじゃないか?じゃあ、どこが線引きラインなんだ?ということを資本金と借入金の関係で聞きたいんじゃないかと思います。 結論から言うとこの質問は資本金ではなくて「資本」と「借入金」の関係から論ずる問題なのかな?と感じています。 (例題) 無借金経営が優良企業で借入金が多い企業は悪い企業なのか?という問いに対して質問者さんはきっと迷いがあるんじゃないかと思います。 製造業で絶好調のトヨタ自動車。無借金経営でもいいところ、積極的に外部から資金を調達しているので株主資本は40%位(だったかな?)と決して高くありません。低利の資金を豊富に調達して積極作に打って出る。これはまさしく、財務のレバレッジ(てこ)効果の典型でしょう。 思うに、質問者さんはコーポレートファイナンスか資本コストに関して質問したいんじゃないかと思います。下記のサイトを見てみて下さい。「資本コスト」のサイトは「無借金経営は悪である」と従来の経営の常識を覆すようなことが書かれています。企業の発展のためには借入金をうまく使うことが大切だというようなことが書かれています。(あくまで「資本」の話であり、「資本金」では無い点に注意して下さい。) 資本コスト http://www.aibsc.jp/SJ/200601/business/tokusyu01/index.shtml 財務のレバレッジ効果 http://zaimupro.livedoor.biz/archives/50082200.html まとまった回答になってないんですけど質問者さんは普通の人が見落としがちな財務上の問題点を質問しているんだと理解しています。違っていたらゴメン。

YomTM
質問者

補足

 私自身が気づいていない部分で、私が疑問に思っていたことまで考慮してくださり、ありがとうございます。  2点、補足なのですが、 1点目が、『結論から言うとこの質問は資本金ではなくて  「資本」と「借入金」の関係から論ずる問題なのかな?と感じています。』 についてです。 資本は、ほぼ、資本金(準備金を含む。)と借入金の和と考えていいと思いますが、 ムーチョさんは、意識の問題として、 「資本金」と「借入金」ではなく、 「(資本金と借入金の和のようなものである)資本」と「借入金」を、 意識すべきだということでしょうか?  2点目が、 小官の問題意識としては、 借金を敢えてすることの是非というよりも、 初期投資の規模が決まっている場合に必要な資本金、ということです。  いずれにしても、ありがとうございます。

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