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(?_?) ヒ素の作用・はたらきは?
和歌山ヒ素カレー事件にはびっくりしましたが、何十年か前、多くの赤ちゃんが被害を受けたヒ素ミルク中毒事件というのがあったそうですね。 ミルクは、もちろん悪意があってヒ素を入れたのではなく、なんらかの化学的なはたらきをヒ素がおこなうから、微量を入れたんでしょうが、どんな作用・はたらきをヒ素はするんでしょうか?
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森永ヒ素ミルク事件 公衆衛生の講義では避けて通れない大事件ですネ。 これは,故意にヒ素を混入したものではありません。 品質安定剤として粉ミルクに第二リン酸ナトリウムを加えるのですが,この第二リン酸ナトリウムが食品用ではなくて精製されていない工業用のものだったために亜ヒ酸が大量に含まれていたのが原因なんです。 医療用ととしてヒ素を見ると,非常に優れた殺菌剤であると言えます。 水銀も優れた殺菌剤として水銀軟膏のように広く用いられてきたものですが,ヒ素の方がはるかに強い殺菌効果を持っています。 江戸時代に大阪で作られたコレラの特効薬である虎骨雄黄殺鬼丸は,含有されていたヒ素がコレラ菌を殺したために効果があったと考えられていますからネ。 現在ではヒ素はこのような用途に用いられることはありませんけどネ。 以上kawakawaでした
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畜産かの学生さんが 「防腐剤として砒素入りの工業用用燐酸二ナトをいれた」 と.なまんだ とかいっていたのを覚えています。 砒素入り食品としては. すっぱいみかんを甘くするのに.砒素が使われたこと 硫酸銅単体のボルドウ液が効果がないために.より効果のある砒素入りボルドー液が.りんご栽培で用いられたこと もみの腐敗を防止するために.砒素を混ぜたこと があります。りんご栽培を除くと.砒素を意図的に入れた食品がかって出まわっていたことになります。 砒素は細菌に対しての毒性が強く.ぼうきん剤として結構使われていたようです。
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事件に関しては、回答が出ているようですので、以下の参考URLが参考になりますでしょうか? 「化学物質データベース」 ここで「CAS」「%7440-38-2」と入れて検索⇒「7440-38-2」⇒「Kis-Net No2811」⇒「毒性」⇒詳細表示 同様に「亜ヒ酸」は「CAS:1327-53-3」です。 ●http://www.nsknet.or.jp/~ichi1634/juutaku.htm (ヒ素およびヒ素化合物) ◎http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/yukasitanodokubutu.html (床下の毒物 シロアリ防除剤) ⇒和歌山ヒ素カレー事件は「亜ヒ酸」で、森永は「ヒ素」? ◎http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/5f/as.html (ヒ素) ◎http://www.iph.pref.hokkaido.jp/Kankobutsu/kohoshi/13gou/no13p%E3%80%801.htm (形とはたらき) ご参考まで。
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- westpoint
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昭和30年の森永ヒ素ミルク事件ですね。 あれは、ミルクの安定剤として使われていた添加物に、不純物として大量のヒ素が混入してしまった事件です。 ヒ素自体は大昔から毒物として知られていますので、意図的に食品に混入することはありません。
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