#2さんの回答は、かなりいいところまできていますし、正しいです。
但し最新の研究では、さらに追加があります。
#2さんの記載の通り、線維芽細胞がコラーゲンを生成し、摂取したコラーゲンは線維芽細胞に直接利用されることもありません。
身体は、線維芽細胞により新しいコラーゲンを生成します。でも、どんどんあたらしいコラーゲンを生成していたら、コラーゲンはどんどん増えていってしまいます。外皮ならともかく、内蔵や骨は?脳は線維芽細胞にコラーゲンの生成を促す前に、古くなってコラーゲンを破壊する酵素を分泌します。分泌された酵素は、各所の古くなってコラーゲンをアミノ酸の状態に分解していきます。 そして、血中にこの分解されたコラーゲンの残骸がでてくると、脳は壊れた(壊した)コラーゲンを補給するために線維芽細胞に対し、コラーゲンを生成するように指示します。これがコラーゲンの代謝のメカニズムです。
さて、口から摂取したコラーゲンは ジペプチドの状態まで分解されて体内に取り込まれることがわかっています。摂取後、血中にコラーゲンの特徴であるアミノ酸 ヒドロキシプロリンを含むジペプチドが増加する事が確認されています。
そして、このジペプチドのコラーゲンが血中に増加すると脳はこれを 先のコラーゲンの残骸である認識して(勘違いして) 線維芽細胞に対してコラーゲンを生成を支持する物質を出す。
というのが最新、関西の大学から学術発表された研究データです。
まさに逆転の発想。コラーゲンを壊す仕組みに着目して研究しているところがすごいと思います。
すでに研究はすすみ、疑似科学ではなくなってきていますよ。