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肌とコラーゲンの関係

コラーゲンを摂取すると肌が綺麗になったり張りが出るなどど言われていますが。それは全くの疑似科学だとしりました。 その理由を生物学の観点から説明してください。 お願いします。

みんなの回答

  • ml_vv_lm
  • ベストアンサー率48% (20/41)
回答No.3

#2さんの回答は、かなりいいところまできていますし、正しいです。 但し最新の研究では、さらに追加があります。 #2さんの記載の通り、線維芽細胞がコラーゲンを生成し、摂取したコラーゲンは線維芽細胞に直接利用されることもありません。 身体は、線維芽細胞により新しいコラーゲンを生成します。でも、どんどんあたらしいコラーゲンを生成していたら、コラーゲンはどんどん増えていってしまいます。外皮ならともかく、内蔵や骨は?脳は線維芽細胞にコラーゲンの生成を促す前に、古くなってコラーゲンを破壊する酵素を分泌します。分泌された酵素は、各所の古くなってコラーゲンをアミノ酸の状態に分解していきます。 そして、血中にこの分解されたコラーゲンの残骸がでてくると、脳は壊れた(壊した)コラーゲンを補給するために線維芽細胞に対し、コラーゲンを生成するように指示します。これがコラーゲンの代謝のメカニズムです。 さて、口から摂取したコラーゲンは ジペプチドの状態まで分解されて体内に取り込まれることがわかっています。摂取後、血中にコラーゲンの特徴であるアミノ酸 ヒドロキシプロリンを含むジペプチドが増加する事が確認されています。 そして、このジペプチドのコラーゲンが血中に増加すると脳はこれを 先のコラーゲンの残骸である認識して(勘違いして) 線維芽細胞に対してコラーゲンを生成を支持する物質を出す。 というのが最新、関西の大学から学術発表された研究データです。 まさに逆転の発想。コラーゲンを壊す仕組みに着目して研究しているところがすごいと思います。 すでに研究はすすみ、疑似科学ではなくなってきていますよ。

  • wa7779
  • ベストアンサー率53% (46/86)
回答No.2

#1さんと重複するところがありますが・・・ 加齢や紫外線にさらされることで、コラーゲンは硬くなったり量が減ります。これが肌のたるみやシワをつくる原因となるわけですが、生体内でコラーゲンを作る細胞が重要です。この細胞は線維芽細胞(せんいがさいぼう)といって、この細胞が活発なほどコラーゲン(膠原線維)を作ってくれます。 コラーゲンはタンパク質の一種なので、元はアミノ酸からできており、#1さんのおっしゃるように食べたコラーゲンがそのまま皮膚に行くわけではありません。一度分解されてから吸収、生成されるので即効性は考えられません。ただ、長く続けていれば体内でコラーゲンを作る材料(アミノ酸)の供給として期待はできるかもしれませんが、コラーゲンの生成力そのもの(線維芽細胞の活動)を高めるわけではありません。線維芽細胞のコラーゲン生成は加齢により低下していく生理学的なもので仕方がないと言えます。 また、肌に塗ったコラーゲンが皮膚から吸収されるような説明をしている商品もありますが、これは間違いで、高分子のコラーゲンは擦り込んでも皮膚からは吸収されません。しかし、コラーゲンには保湿効果があり、この効果を狙ってのコラーゲン含有商品はとても多いです。

  • simakawa
  • ベストアンサー率20% (2834/13884)
回答No.1

コラーゲンを食べてもそのままの形では吸収されません.アミノ酸まで分解されてしまいます. 食べたコラーゲンがそのまま皮膚に行くわけでは有りません. 食べたからといって未だ,有効性と安全性については、科学的に十分に検討されているとはいえないのが現状です。 メーカーの言うことはそのまま信用してはいけません.  http://www.nih.go.jp/eiken/chosa/ishimi.htm ご希望に添える回答か分かりませんが,気になりましたので・・・.