- ベストアンサー
臭素は常温・常圧で液体?
本や周期表で臭素は常温・常圧で液体となっています。 しかし、臭素の容器は注射のアンプルのような密閉されたガラス容器で、それをあけると、比較的短時間に気体となってしまいます。 それでも、臭素は常温・常圧で液体なのでしょうか。 どなたか教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
常温,常圧で液体であるということは、何も揮発性が無いことを示すものではありません。 臭素の場合、沸点が58.8℃であるため、水などと比べて比較的揮発しやすいため、短時間で揮発してしまいます。 同じような例として、エチルアルコールやガソリンなども低沸点の液体であり、常温で短時間で揮発してゆきますが、これらを気体に分類する人はいません。 水の場合でも、長時間放置すれば、全て蒸気として揮発してゆきます。 液体の成分によって沸点および揮発性は異なりますが、常温,常圧で液体と言うのは、沸点が常圧(1気圧)下で、常温(20~25℃)より高いものであれば、液体と分類されます。
その他の回答 (2)
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.2
常温常圧といってもはなはだ曖昧です。 沸点は58.8℃となっています。 密閉容器に保管しないと短時間で蒸発すると思います。 臭素に限らず密閉容器に保管するのは当たり前のことです。
質問者
お礼
debukuro様 ご回答ありがとうございました。 臭素の沸点の58.8度は常温ではないと思われますので、そこから臭素は常温・常圧では液体となるのですね。(たとえ常温・常圧で、短時間で蒸発するとしても)
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1
「蒸気圧が高いけど常温では 1気圧までいっていない」ということではないかな?
質問者
お礼
Tacosan様 臭素は揮発性は高いが、常温では沸騰しないということですね。 ありがとうございました。
お礼
kogonta31様 >液体の成分によって沸点および揮発性は異なりますが、常温,常圧で液体と言うのは、沸点が常圧(1気圧)下で、常温(20~25℃)より高いものであれば、液体と分類されます。 大変明快なご説明感謝いたします。 深く納得できました。 ありがとうございました。